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新着情報

2020/05/23
五月病になっていませんか? その4

今回は、五月病のセルフケアをお伝えします!!

 

五月病は、“肝気うっ結”という

全身のめぐりが悪くなってしまっている状態なので、

このめぐりを整える方法についてお伝えします!

 

 

東洋医学でいう身体の構成成分である、気・血・水は

以前お話しした、経絡を通り道にしています。

 

経穴(ツボ)が駅で、経絡はそれをつないでいる

線路の役割をしているもの。でしたね!

線路と同じように、気・血・水を運んでいます。

 

“肝気うっ結”は、全身のめぐり、すなわち

この経絡の通りが悪くなってしまっているのです。

 

 

経絡の通りをよくさせるためにはどうすれば良いのでしょう?

 

答えは意外と簡単!!

こっちだよ~と道案内、誘導してあげれば良いのです!

 

誘導の方法にもいろいろあるのですが、

例えば、詰まっている近くの経穴を刺激することもそうです。

 

セルフケアとして簡単にできる方法は

経絡の流れに沿って身体を撫でてあげること!

 

 

身体を通る経絡(主に14本)は流れる方向が決まっていますが、

手足の、皮膚の薄くて色の白い、内側の部分は手足の先から体幹へ

皮膚の厚くて色の黒い、外側の部分は体幹から手足の先へ流れています。

 

まず内側を手足の先に向かって撫で、帰ってくるときに今度は

外側を撫でるとやりやすいと思います。

 

 

たったこれだけ?と思われるかもしれませんが

何回か撫でているだけで、何となく気分がスッキリしますよ!

 

お風呂に入りながら…テレビを見ながら…

リラックスタイムにぜひ行なってみてください^^

2020/05/16
五月病になっていませんか? その3

前回、五月病は“肝気うっ結”の状態とお伝えしました!

 

ではこの“肝気うっ結”になってしまったら

どうしたら良いのでしょうか?

対処法についてお話ししていきたいと思います!!

 

 

肝気うっ結のとき、身体の中はめぐりが悪くなり

めぐりを司る肝の働きも障害されています。

 

ですので、肝が正常に働くように助けてあげながら

めぐりの悪い個所を治してあげる必要があります。

 

当院の鍼灸治療では、お一人お一人の身体を診て

最適な経穴(ツボ)や刺激方法を選んでいきますが

ここでは特に使われることの多い経穴、

そしてセルフケアについてお伝えします!!

 

 

まず経穴ですが、『太衝(たいしょう)』です!

 

足の第1指と第2指の指の間を、足首に向かって撫で上げたとき

4~5センチほどのところで骨と骨の間に挟まり止まると思います。

これが『太衝』という経穴です!

 

この『太衝』ですが、経絡のうち肝経に属しているため

肝の働きを整える効果がバツグンです!!

 

痛気持ち良いくらいの力で押してみましょう^^

 

 

次回はセルフケアをご紹介したいと思います!

2020/05/13
五月病になっていませんか? その2

前回、ストレスによる五月病についてお話ししました!

 

今回は、東洋医学的に読み解く上で重要な

『疏泄』というキーワードについてお話しします!!

 

 

まず読み方ですが、『疏泄(そせつ)』と読みます。

そしてこれが何かというと、五臓六腑(東洋医学でいう内臓)のうち

肝(かん)が持っている働きのひとつです。

 

肝は、西洋医学の肝臓とは少し異なる働きのある五臓六腑です。

この『疏泄(そせつ)』というのは、身体を構成する成分である

気(パワー)や血(栄養・潤い)・水を上手く全身に分配する働きです。

 

平たくいえば、身体の中のものを

“スムーズにめぐらせる”働きを『疏泄(そせつ)』というのです。

 

 

stress(ストレス)が、圧迫・重圧と訳されるように

身体がさまざまなものから圧迫を受けると

身体を流れる気血水のスムーズなめぐりが障害され、詰まってしまいます。

 

ちょうど、ホースを外側から押しつぶしたような感じですね!

 

するとどうなるかというと、中を通る水の大部分はせき止められ

押しつぶした部分より手前がパンパンになってしまいます。

逆に、先のほうは水が少なくなってしまいます。

 

強いストレスを受けることによって、ある部分ではパンパンに

他のある部分では少なくなる…という偏りが生じてしまうのです。

 

これが、肝の『疏泄(そせつ)』作用が障害されている状態で、

東洋医学的には“肝気うっ結(かんきうっけつ)”といいます。

 

 

五月病は“肝気うっ結”という状態なのですね!!

では、なってしまったらどうしたら良いのでしょうか?

次回詳しくお話しします~!

2020/05/09
五月病になっていませんか? その1

今年のゴールデンウィークは

最大10連休という長いお休みになりましたね!

 

10連休…ひと月の3分の1もお休みとなると

今まだ本調子ではない、なんて方もいるのでは??

 

さらにひどければ「五月病」になっているかも…?

 

五月病は、“適応障害”や“うつ病”と診断されますが

今回は、これを東洋医学的に考えてみたいと思います!

 

 

五月病は、新年度・新生活が始まったために生じた

さまざまなストレスによって引き起こされます。

 

新しい環境は、楽しいものかもしれませんが

今までと大きく変化している分、適応するために

身体はすごく頑張っています!

 

ゴールデンウィークの長いお休みをはさむと

身体は、また頑張らなくてはいけないのか…と

思ってしまうのですね!

 

もちろん疲れている身体は上手く働くことができず

疲れやすい・やる気が出ない・不安が強いなどの

症状が出てしまう…。それが五月病です。

 

 

では、それほどまでにストレスがかかった身体の中では

どのようなことが起こっているのでしょうか?

 

東洋医学的なキーワードは『疏泄』です!!

 

『疏泄』って何?そもそも何て読むの?!と思われた方

ぜひ次回をお楽しみに^^

2020/04/25
花粉症を鍼灸治療で治す!! その6

前回の続きです〜!

花粉症を引き起こす状態の2つめについて、お伝えします。

 

②衛気が不足する(脾の原料生成不足/肺のめぐらせる力不足/腎の代替原料不足)

 

この場合は「気血がきちんと生成されるようにする」

そして「気血が消耗されすぎないようにする」という2つが大切です。

 

気血の生成には、脾が大きく関わっていますが、

これは①同様に食生活やストレスに気をつければ改善することができます。

 

気血の消耗は、臓腑の働かせすぎで起きます。

激しい運動・肉体労働などはもちろんですが、それ以外にも

目の酷使や睡眠不足が続くと気血が不足してしまいます。

 

つまり、①②どちらの状態も、回避するためには

規則正しく、適度な活動をする、節度ある生活をせよ!

ということなのです!!

 

このことから、西洋医学だけでなく、東洋医学から考えても

できるだけ健康的な生活を送ることが、予防や症状改善に大切なのです。

 

また、不調に気づくまでの期間が長ければ長いほど

元に戻すために時間がかかります。

 

“健康は、失ってからその大切さに気づく”といわれますが

本当にその通りだと思いますので、どうぞ真面目に!!セルフケアしましょう!

(真面目すぎると疲れてしまうので、ときどき息抜きもしてくださいね^^)

 

 

忙しくてセルフケアする時間がない!

避けられない飲み会ばかりで食生活が心配…という方は

当院で健康づくりのお手伝いをいたします。

 

お気軽にご相談ください!!