新着情報
2019/12/21
東洋医学的寒さ対策 その3
前回、身体に必要な栄養や熱を届ける道(経絡)は、
「首」の部分をきちんと温めることで、渋滞も起こらず
スムーズに通るようになるとお伝えしました。
セルフケアとしては、この部分を冷やさないように
・長めの手袋や靴下を使ってみる
・寒さを感じたら手でなでる
といったことがおススメです。
地味~な方法ですが、意外と効果は抜群です(笑)
また、この「首」のつく部分…手首、肘、足首、膝などは
鍼灸治療でも重要なポイントです。
東洋医学的に、身体が健康な状態というのは
全身に偏りや過不足なく栄養や熱が届いている状態、
つまり全身のめぐりが整っている状態です。
渋滞しやすい「首」のつく部分を刺激してあげることで
全身のめぐりを良くすることができます。
実際に、「首」のつく部分には刺激のポイントとなる
経穴(ツボ)がたくさん存在しています。
経絡や経穴を見つけた昔の人は、
そこが効果抜群だということに気づいていたのですね!
だからこそ、こうして皆さんの治療に役立たせていただけている…
施術者として本当にありがとうございます!の一言に尽きますね~!!
東洋医学的重要ポイントである「首」のつく部分!
寒さに弱い、冷え症だという方はぜひ
意識して温めてみてくださいね^^
2019/12/14
東洋医学的寒さ対策 その2
前回お伝えしたように「首」とつく
首(頚)・手首・足首といったところは
効果的に身体を温めてくれるポイントです。
他にも、肘・膝などもおススメ。
実は、効率的に身体を温められることには理由があるのです!
それは… “身体が曲がるところ” であるため!
東洋医学では「経穴(ツボ)」や「経絡(けいらく)」という
考え方を治療に用いています。
これらは、それぞれ駅と線路に例えられることもあり
身体の全身をめぐっていて、必要な栄養などを届ける道です。
ここで、車の運転を想像してみてください。
カーブでは、真っすぐな道よりも速度を落としますよね?
つまり、身体が曲がる「首」の部分というのは
「経穴=駅」や「経絡=線路」を通って届けられるはずの
身体に必要な栄養、そして『熱』の運搬も滞りやすいのです!!
さらに「首」の部分を冷やしてしまうと
ちょうど路面凍結のような感じで、運搬はストップしてしまいます。
だからこそ、ここを冷やさないようにするのが大切なのですね!
そしてこの「首」の部分は、鍼灸治療でも大活躍!
皆さんが鍼灸治療を受けられる際にも、使われるかもしれません。
次回は、この「首」の部分についてもう少しお話しします^^
2019/12/07
東洋医学的寒さ対策! その1
先月は季節外れの暑い日があったり、
逆に寒さを先取りした日があったりと大変でしたが、
いよいよ12月、本格的な冬です。
さて、皆さんはどんな寒さ対策をされていますか?
厚着、機能性下着、手袋、マフラー、カイロ…
私たちを温めてくれるものはたくさんありますね!
最近では、少し温度設定が熱めになっている
自動販売機も登場したようですよ。
このように、身体を温める方法は多々ありますが
ここを押さえればもっと効率良く温まる!という
東洋医学的ポイントがあるのです!!
今回は皆さんにそのポイントをお伝えしたいと思います^^
ズバリ、、、「首」のつくところを温める!!
もしかしたらご存知の方もいらしたかもしれませんが、
なかなか効果的なので、ぜひ試してみてください。
次回、なぜ「首」のつくところが良いのか
その理由をお伝えしたいと思います!
2019/11/30
年末年始休業のお知らせ
5月に新元号になり、あっという間に今年も終わりそうです。
体調を崩さぬよう、気を付けて新年を迎えたいですね。
<年末>
令和1年12月28日(土)まで
<年始>
令和2年1月4日(土)から
本年も皆様には格別のご愛顧を賜り、
ありがとうございました。
また、来年もよろしくお願いいたします。
2019/11/23
頭痛を治したい!~偏頭痛(片頭痛)対処法編その2~
前回に引き続き〝血管〟が原因となる偏頭痛(片頭痛、血管性頭痛)のお話です。
偏頭痛で大切なのは、まず血流を良くしすぎてしまう原因を探って予防すること。
それでも起こってしまうときは、なるべく悪化しないように過ごすことです。
今回は、偏頭痛の悪化を防ぐ方法をご紹介します。
・冷たい水で濡らしたタオルを痛いところにあてる
冬に暖かい場所から寒い場所に出ると、手などの血管が収縮して冷たくなります。
それと同じで、少し冷やしてあげると血流が落ち着きやすくなります。
ただ、あまり冷やしすぎると刺激となって逆効果になりますので要注意です!
・浴槽には入らず、シャワーで済ませる
身体を温めてしまうとますます血流が良くなってしまいます。軽めにしましょう。
・暗い部屋で横になっておとなしくする
夜寝るときは、お昼間に比べて心臓の動きもおだやか・血流もおだやかです。
なるべく落ち着く環境、外から刺激を受けない環境をつくりましょう。
緊張型頭痛のときとは異なり、血流が良くなりすぎないことがポイントです!
ただ、人によっては緊張型頭痛と片頭痛のどちらも起こしている方もいます。
なかなか改善されない場合は、ぜひ当院までご相談ください!
