新着情報
2022/07/25
夏季休暇のお知らせ「お盆期間中の営業について」
当院では、2022年8月12日(金)~16日(火)の期間中
お休みとさせていただきます。
平素からご来院していただいている皆様には
大変ご迷惑をおかけしてしまいますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
尚、お休みの前後は、大変混み合いますので、早めのご予約をおすすめいたします。
トータルケア綱島
2022/07/27
副鼻腔炎は治る?鍼灸治療でのアプローチ③
前々回、前回とお話ししている副鼻腔炎の治療について、少しおさらいです。
鍼灸のベースである東洋医学では、3つのタイプに分けて考えます。
①「風熱(ふうねつ)」少し前の風邪から…
②「湿熱(しつねつ)」暴飲暴食、甘いものや脂っこいものの偏食などで…
③「衛気の虚(えきのきょ)」免疫力が低下しがち…
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今回は、③「衛気(えきのきょ)」タイプについてご説明します。
「衛気(えき)」というものが少なくなっている(虚)ことをいいますが、
身体を外から来る病気の原因から衛る力、すなわち免疫力が低下している状態です。
衛気は、生命力と食べたものから得られる力とで生み出され
「肺」によって全身に巡らされています。
風邪を長くこじらせていたり、慢性疾患を患っていたりすると
この「肺」の力が弱くなり「衛気」を全身に巡らせる力も弱まります。
さらに、身体の中の様々なもの(気・血・津液)を巡らせる力も弱まるため
津液(水)が体に溜まり、鼻水が溜まっていくことになります。
①②よりも、身体全体の力が弱いような方が当てはまるタイプです。
冷え性、気力や体力がない、咳が出やすい、よく風邪を引くなど…
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【セルフケアにおすすめ!】
前回までに紹介した、印堂、迎香はもちろん、以下のようなツボ(経穴)もおすすめです!
①中府(ちゅうふ)、雲門(うんもん)…鎖骨の下を外側になぞったときに、肩の手前にある凹み
②尺沢(しゃくたく)…肘の内側のシワの上で、軽く肘を曲げたときに出てくる硬い腱の外側
ちょっと難しいなというときは、だいたいその辺りでOKです!
押して気持ち良いところがあれば、どんどん押しましょう!
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実際の治療では、上記のツボ(経穴)以外にも
患者様それぞれの身体の状態に合ったものを選んで使用します。
副鼻腔炎がなかなか治らずに困っている方は、
ぜひお気軽に当院スタッフまでご相談ください。
2022/07/26
副鼻腔炎は治る?鍼灸治療でのアプローチ②
前回からお話ししている副鼻腔炎の治療について、少しおさらいです。
鍼灸のベースである東洋医学では、3つのタイプに分けて考えていましたね。
前回は①「風熱(ふうねつ)」タイプについてお話ししました。
①「風熱(ふうねつ)」少し前の風邪から…
②「湿熱(しつねつ)」暴飲暴食、甘いものや脂っこいものの偏食などで…
③「衛気の虚(えきのきょ)」免疫力が低下しがち…
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今回は、②「湿熱(しつねつ)」タイプについてご説明します。
前回の風熱と似ている名前ですが、ポイントとなっているのは「湿」です。
「湿」というのは、身体に溜まってしまった余分な水分のことで、
お酒、甘いものや脂っこいものを摂りすぎたときに
身体の中で処理しきれずに溜まっていきます。
副鼻腔炎の症状に加えて、こんな症状はありませんか?
身体が重だるい、むくみやすい、頭が重い、湿疹が出やすいなど…
身体に溜まった余分な「湿」を取り除いてあげたり
水分代謝に関わる「脾(ひ)」の働きを助けてあげながら治療します。
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【セルフケアにおすすめ!】
前回紹介した、印堂、迎香はもちろん、以下のようなツボ(経穴)もおすすめです!
①足三里(あしさんり)…膝のお皿の下の、外側のくぼみから、指4本分下
②豊隆(ほうりゅう)…①で目印にした、膝のお皿の下(外側)と、外くるぶしを結んだ中間点
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実際の治療では、上記のツボ(経穴)以外にも
患者様それぞれの身体の状態に合ったものを選んで使用します。
副鼻腔炎がなかなか治らずに困っている方は、
ぜひお気軽に当院スタッフまでご相談ください。
2022/07/25
副鼻腔炎は治る?鍼灸治療でのアプローチ①
以前お話した、副鼻腔炎ですが
風邪を引いた後になってしまった…
慢性的になっている…
という場合、どうしたら良いのでしょうか。
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鍼灸のベースである東洋医学では、3つのタイプに分けて考えます。
①「風熱(ふうねつ)」少し前の風邪から…
②「湿熱(しつねつ)」暴飲暴食、甘いものや脂っこいものの偏食などで…
③「衛気の虚(えきのきょ)」免疫力が低下しがち…
この3つに分けています。
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今回はまず、①「風熱(ふうねつ)」タイプについてご説明します。
風邪は、身体の外から病気の原因(外邪-がいじゃ-)が襲ってきて起こります。
正常な身体であれば、身体に備わる免疫力によって外へ追い出されますが
それが上手くいかなかったときに、身体の奥深くまで外邪が入り込んでしまいます。
風「熱」とあるように、このタイプは身体の中に不要な熱が溜まってしまっています。
風邪の後などに、以下のような症状があるなら「風熱」タイプかもしれません。
ねばねばした黄色い鼻水、発熱、口渇(すごく喉が渇く感じ)、目の充血など
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【セルフケアにおすすめ!】
①印堂(いんどう)…左右の眉の間、眉間の中央
②迎香(げいこう)…小鼻の横で、少し凹んでいるところ
③合谷(ごうこく)…手の甲の、親指と人差し指の付け根の間
④風池(ふうち)…首の後ろで、頭の骨との境目にあり、真ん中から外側へ指を滑らせたときに凹んでいるところ
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実際の治療では、上記のツボ(経穴)以外にも
患者様それぞれの身体の状態に合ったものを選んで使用します。
副鼻腔炎がなかなか治らずに困っている方は、
ぜひお気軽に当院スタッフまでご相談ください。
