新着情報
2021/11/13
鍼灸で、毛細血管を増やして健康に!
最近、健康と「毛細血管」の関わりが注目されていますね!
血管は、心臓から出て(→太い)各組織へ行き届き(→毛細血管)
また心臓へ戻ります(→太い)。
毛細血管は、組織のひとつひとつの細胞に酸素・栄養を届けるために
とても細く、またとても細かく分枝しています。
目には見えない血管ですが、大切な働きをしてくれているのですね!
身体は、あまり使われていないとそこへの血流が少なくなります。
血流が少なくなれば、当然毛細血管の中を通らなくなるので
この毛細血管は必要ないな…と、減少してしまいます。
60〜70代では、20代の頃の60%ほどにまでなってしまうそうです。
使われていない部分もですが、筋肉がこっているところも危険です!
なぜなら、筋肉がこっていると、筋繊維が膨らんで毛細血管を圧迫しますが
圧迫されると当然血流が行かなくなってしまうのです。
血流の行かない血管はどうなるでしょう?
使われていないのと同じことですよね!!
毛細血管が減少し血流がなくなった組織は酸素・栄養不足となって働けず
その部分の機能低下を起こし、病気にもなりかねません。
そうならないために!!
実は、鍼灸治療をすると『フレア現象』といって
施術した部分のまわりが赤くなります。
毛細血管にしっかりと血流が行っている証拠です。
筋肉がこっていると、運動してもなかなか血流が改善されませんが
鍼やお灸をすることで毛細血管を元気にすることができるのです!
年齢とともに毛細血管が減ってしまうのを食い止めるため!
そして機能低下や病気を引き起こさないため!
鍼灸治療で、毛細血管を元気にしていきませんか?
2021/10/23
頭痛の対処法、実践する前に大切なのは
前回、頭痛が起きたらすぐに薬に頼りすぎるのではなく
日頃からのケアで、頭痛が起きる回数を減らしていきましょうとお話しました。
ではその日頃からのケア、事前に行う対処法について
今回はお話していきたいと思います!
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頭痛には〇〇するのが良い!という前に、
しなくてはいけない大切なことが、ひとつあります。
それは…頭痛の「原因」を考えること。
頭痛という一つの症状でも、原因はさまざま。
①首や肩まわりの筋肉のコリが原因となっているもの
②頭の血管が、何らかの刺激によって拡張して起こるもの
・脳などの重篤な疾患が原因となっているもの
・原因がはっきりしないもの …などなど
①は緊張型頭痛、②は偏頭痛(片頭痛)と呼ばれるものです。
どちらもよくある頭痛なのですが、対処法は正反対。
対処法を間違えてしまうと、悪化してしまうこともあります。
なので、あれこれ試す前に、まずは頭痛の「原因」は何か。
それをしっかり考えてからにしましょう!
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ちょっと難しい話なのですが…
緊張型頭痛と片頭痛のどちらも起こす方もいらっしゃいます。
今起きている頭痛の原因は何なのか考えてみて、もし判別が難しい場合は
私たち専門家を頼っていただくのも良いかと思います。
皆さんの健康のお役に立てますように(^^)
2021/10/16
頭痛のときの対処法、まず何をする?
あー何だか頭痛くなってきたーというとき。
頭痛持ちだったりすると、またか…と思いますね。
そんなとき、皆さんはどう対処されていますか?
仕事をお休みして、ゆっくり休むでしょうか?
それとも、頭痛薬を飲むだけ飲んでまたお仕事…でしょうか?
本当はゆっくり休みたいと思うけれど
頭痛くらいではなかなか休めないよ!という方、多いのではないでしょうか。
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私もついつい手軽な頭痛薬に頼ってしまうこともありますが、
薬には、副作用もありますので、充分に気を付けなければいけませんね。
同じ副作用でも、急に胃が痛くなったりすればまだ気付けますが
肝機能障害を起こした場合、倦怠感・食欲不振・発熱・かゆみなど、
その症状は、薬の副作用だと気付きにくいものも多いです。
実際に、解熱鎮痛薬を常用していて、特にこれといった不調の自覚がなく
健康診断の結果で「肝機能障害」と言われる方も多いです。
薬に頼りすぎて、知らないうちに身体を壊してしまわないようにしましょうね。
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忙しい生活の中でも、少しずつケアを続けていくことで
頭痛の起こる頻度を減らしていくこともできます。
ケアの方法は、自分でできる「セルフケア」もありますし
私たち鍼灸マッサージ師だからこそできる、お一人お一人の体質に合わせた
「オーダーメイドのケア」もあります。
上手に活用して、より健康的な毎日を送りましょう!!
2021/10/09
こんな症状も副鼻腔炎で出る?!
今回も、副鼻腔炎の症状についてお伝えしていきます!
が、症状のお話をする前に、副鼻腔について少し詳しく解説します。
副鼻腔は、顔の骨の中にある空洞だとお話ししましたが
実はその空洞は、①前頭洞、②篩骨(しこつ)洞、
③蝶形骨(ちょうけいこつ)洞、④上顎洞、の4種類あります。
①前頭洞 …おでこの奥
②篩骨洞 …目と目の間の奥
③蝶形骨洞…篩骨洞のより奥
④上顎洞 …頬の奥
4つの副鼻腔は少しずつ場所が異なるため
炎症を起こす部位によって、症状(痛み)が出る場所が変わります。
①前頭洞はおでこの痛み、②篩骨洞は目の奥の痛み
③蝶形骨洞は頭痛や頭重感、④上顎洞は頬の痛みや歯痛が起こります。
蝶形骨洞の頭痛や、上顎洞の歯痛というのは
副鼻腔炎でというよりも偏頭痛や虫歯というイメージがありますよね。
実際、副鼻腔炎による痛みで歯医者さんに行かれた、という方もいます。
虫歯もなく健康な歯だった!だけで終わればまだ良いですが
一応噛み合わせを調整しておくからと歯を削られた!ということも。
副鼻腔炎になると、頭や歯が痛くなることもある!!
ということを覚えておくと、辛い症状の早期解決につながります。
次回は、副鼻腔炎の治療についてお話ししていきます!
2021/10/06
副鼻腔炎の症状とは?
前回からお伝えしている副鼻腔炎。
その症状は、鼻水…だけではないのです!
風邪を引くと、水っぽいサラサラした鼻水が出やすいですが
症状が長引いて膿などが溜まると、黄色や黄緑色の
粘っこい鼻水が出るようになり、鼻づまりが起こります。
鼻水が出る鼻漏(びろう)、そして鼻水がのどの方へ
伝い出てくる後鼻漏(こうびろう)という症状も出てきます。
後鼻漏によってのどが刺激され、咳が出ることもあります。
鼻やのどに出てくる鼻水、そしてそれによる咳…
ドロドロとした鼻水はなかなかスッキリ出てきてくれませんし
集中力も奪われてしまい、とても厄介ですよね。
ですが、副鼻腔炎はさらに厄介な症状を起こすのです!!!
次回はその辺りについてお話をしていきたいと思います。