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新着情報

2021/02/06
【東洋医学のお話】その5

前々回から引き続き「切診」について。

今回はそのうちの脈診についてお話しします。

 

脈診ですが、主に使われているのは

橈骨(とうこつ)動脈という手首にある脈です。

東洋医学に限らず、脈拍を数えるときに使われる脈ですね!

 

脈診の方法にはいろいろなものがありますが、

あまりディープなものをご紹介しても難しいので、簡単なものを。

 

前回の舌診では、舌の色で身体が冷えているのか熱いのかを診る、とお話しました。

それと同じなのが、脈の数を診る方法です。

 

病気でなくても脈拍数の変化はみられます。

運動して身体が熱くなれば増えますし、

それに比べて就寝時などは落ち着きますね。

 

これでまず、全身の熱の有無を見るわけです。

(この他に、実際は脈の強さや打っている深さなども診ます。実はこれが難しい!)

 

なんだ意外と簡単なんだ!と思われるかもしれませんが、大切なのはここから。

前回お話した舌診やさらに問診からの情報などを総合したときに、つじつまが合うかどうかをみます。

 

見事つじつまが合えば、その人は〜な状態である、と言えるわけですね!

 

ひとつのものからの情報だけでなく、いろいろな情報を総合する

…というのが、診断の正確さには重要です!

 

診る情報は違いますが、このことは西洋医学も東洋医学も共通です。

 

正確に診断できるからこそ、効果のある治療法として

現代まで長く使われてきているのですね。

 

そして、この情報を得て総合する力が高ければ高いほど、腕の良い施術者なのです!

 

なので開業年数が長く、たくさんの患者さんを診ている

治療院を探したほうが、効果的な治療を受けられるというわけです。

 

東洋医学の診断方法について詳しくお話をしてみました。

これからも少しずつ、みなさんに東洋医学の魅力について

お伝えしていきたいと思いますので、どうかお付き合いください!!

2021/01/30
【東洋医学のお話】その4

前回に引き続き「切診」について。

今回はそのうちの舌診についてお話しします。

 

舌診は、舌を診ることで全身状態を把握しよう、というものです。

これ「本当かしら…」と不安とあやしさでいっぱいですよね(笑)

 

簡単な舌の診方に、色というのがあります。

身体が冷えていれば青白く、熱ければ赤いというのです。

 

普段人の舌をじっくり見ることなんてまずないと思います。

なので、みんなピンクじゃないの?と思われがちですが、

微妙な違いがあるのです!

それを我々東洋医学のプロは見分けていくのです!!

 

…と偉そうな書き方をしましたが、みなさんも

知らず知らずのうちに似たような診方をされているのです!

 

例えば、プールに入った後に唇が青ければ

身体を冷やしてしまったのでは?となりますよね。

 

唇は身体の表面に見えていますが、舌は口の中にあるため、

より身体の内側の状態まで捉えることができるといわれています。

 

それを上手く使っているのが、舌診なのですね!

 

舌診ではこの他に、舌の大きさや形、

舌についた苔の状態なども複合し全身状態を把握していきます。

2021/01/30
【東洋医学のお話】その3

今回は、あやしさ満点の「切診」についてお送りします!

切診は“切る”と書きますが、意味としては“触る(見る)”になります。

 

舌や脈、お腹を触ったり目で見たりすることで、

その人の身体全体を把握するというのですが…

本当にそんなことが可能なのでしょうか?!

 

そう…もちろん可能なんですよ!!

非常に神秘的なことのように聞こえますが。

 

でも、実はきちんと積み重ねられた経験による統計が役立っているのです。

 

耳ツボ・足ツボってありますよね?

正確にはあれは「反射区」といって、

身体のこの部分の状態が、手足のどの部分に反映されやすい

…という統計に基づいた治療法なのです。

 

いろいろな病気の人の身体をたくさん観察したり触ったりした結果、

この病気の人はここにこういう反応が出やすいぞ!というのが見つけられ

その反応が特に集まっていたポイントが、東洋医学で使われる舌・脈・お腹なのです。

こればかりは実際に目の当たりにしてみないことには

本当かなぁ〜という思いは消えないと思うのですが()

 

次回からは、もっと詳しく「切診」のそれぞれについてお話します!

 

 

 

 

2021/01/23
【東洋医学のお話】その2

どうしてもあやし〜いイメージを持たれがちな

東洋医学、鍼灸の魅力をお伝えする2回目です。

 

さて、今回はそのあやしさの原因かもしれない

東洋医学の診断方法についてご紹介します。

 

西洋医学の診断は、問診、聴診、機械や化学的な

検査などによって行われますね。東洋医学も基本は同じです。

望診(視診)、聞診(音やにおい)、問診、

切診(触診、舌診、脈診、腹診)があります。

 

聞きなれないのは、このうち聞診(ぶんしん)・切診(せっしん)でしょうか。

 

聞診の方は、

まずは声の大きさなどによって元気かどうか、

予後は良さそうかを見ます。

普段大きな声の人が小さな声で挨拶を返してきたら、

あれ?って思いますよね。

 

あとは、においですが、こちらは

例えば西洋医学的には糖尿病の人だと

独特の甘いにおい(アセトン臭)がするようになります。

そういったものを西洋医学も東洋医学も同じように診ています。

 

次は切診ですが、こちらは東洋医学の特色が強く表れています。

すべての病で、舌や脈・お腹の状態などを診ていきます。

お腹が痛くなくてもお腹を診て、身体全体の様子がわかる!というのです。

 

う〜ん、実にあやしいですねぇ(笑)

次回はこのあやしさ満点、切診についてお話したいと思います!

2021/01/16
【東洋医学のお話】その1

みなさん、東洋医学と聞いて

どのようなイメージを持たれますか?

 

よく思いつくのは、漢方ですね。

最近はテレビの医薬品CMでも生薬配合!

など漢方を取り入れたものが多いですよね。

 

漢方と同じように、鍼やお灸も東洋医学に含まれます。

「美容鍼」や「お灸女子」など

耳にしたことがある方もいらっしゃるのでは?

 

そう、最近東洋医学がブームなのです!

 

が、実際はどうでしょう?ブームと言われていても、

怪しそうだな…とか、効果は気のせいじゃ…とか

思っていたりしませんか?

 

私たち施術者の中にも、

実は最初は半信半疑だった!という人は少なくありません。

 

ですが、そんな人も資格取得の勉強をし

施術を重ねて改めて効果を実感し、

ますます虜になってしまっています。

 

これから少しずつ、その素晴らしさを

みなさんにもご紹介できればと思います!

ぜひ楽しみにされていてください ^^