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2017/02/16
この時期は「うつ」に注意?! その3
今回は「うつ」について少し詳しくお話します!
皆さんは「うつ」というとどんなイメージがありますか?
生真面目な人がリストラなど大きなストレスをきっかけに…
というようなイメージを持たれることが多いかもしれません。
うつには、なりやすい性格のタイプというものがあります。
生真面目なタイプはもちろん、以下のような性格も
うつになりやすいといわれています。
・凝り性・頑張り屋・正直・静か・気が弱い・反省的
・他人に尽くす・思いやりがある・明るい・社交的
後半は、明るく社交的なのにうつ?と思われるかもしれませんが
常に場の空気を読んで…というように気遣いが非常に多いと考えると
他の項目と似ていることがわかると思います。
うつは、このような性格の方以外ももちろんなるものです。
以下のようなことをきっかけに起こるといわれています。
全般的に…離別・離婚・病気や事故・子供の独立など
仕事では…失敗・異動・退職・リストラ・セクハラなど
女性では…妊娠出産・子育て・更年期障害など
上記のような、大きな目に見えやすいきっかけがなくても、
日々積み重ねられたストレスによって起きることも
そして季節の変わり目にうつが引き起こされることもあります。
今の時期は、前回お伝えしたように季節・陰陽のバランスの変わり目
であることに加え年度末で忙しく、さまざまな変化もあると思います。
周囲の方、そしてご自身の心の健康にお気をつけください!
次回は「うつ」の症状についてお伝えします!
もしかして自分も…?という方はぜひチェックしてみてください!
2017/02/15
この時期は「うつ」に注意?! その2
うつを起こしやすい、この時期の身体についてお伝えします!
皆さんも実感としておありかと思いますが
季節の変わり目というのは体調を崩しやすいですよね。
身体はこれまで、冬の寒さに一生懸命対応してきました。
そして春を迎え、今度は春の気候に対応しようとします。
季節の変化に対応できないと、さまざまな体調不良が生じる可能性が高まり
また、うつにもなりやすいといわれています。
さらに、春というのはもともと、バランスをとるのが難しい季節です。
東洋医学でいえば春は、冬(陰が主)から夏(陽が主)への移行期です。
うつが起こりやすい時期はちょうど、①冬から春への季節の変わり目であり、
そして②冬から夏への陰陽のバランスの変わり目である、今!なのです。
こうした変化へ、臨機応変に対応していくのが正常な身体の機能ですが
日頃から身体の調子が良くなければ、もちろん体調を崩してしまいます。
そうでなくても、この時期は変化の度合いが大きい(①+②)ため
普段はそれほど体調不良を実感していなくても
変化への対応が遅れてしまうことが多いのです!
次回は、ひょっとしたらあなたも…?
うつになりやすい人・きっかけについてお伝えします。
2017/02/14
この時期は「うつ」に注意?! その1
2月も半ばまでやってまいりました。
これからは寒さも少しずつ和らぎ
いよいよ待ちに待った春がやってきます!
春といえば心がウキウキ!といきたいところなのですが
実は、この時期「うつ」に注意が必要なのです!!
人によっては身近なものと思えないかもしれませんが
うつは、人が一生涯に一度はなると言われています。
特に冬の終わりから春にかけては、うつになる人が多く
また、悲しいことに、うつが原因で自殺をされる方も多いのです。
今までうつになったことがなくても、
もしかしたら今年はなってしまうかも?!
予防するための心がけや東洋医学的なコツをお伝えします^^
2017/01/11
免疫力の向上に、鍼灸治療!
冬になると必ずといって良いほど話題に上がるのが
インフルエンザの流行ですね!
インフルエンザといえば、ワクチンが3価から4価になりました。
ワクチンが対応する型が、3つから4つに増えたということで
これまでよりも予防効果が高まるそうです。
それでも50%くらいの割合で感染することもあるようですが
少しでも罹ってしまったときの症状が軽くなれば…ですよね^^;
また今年はマイコプラズマ肺炎やノロウイルスなどによる感染性胃腸炎も
感染数が多く、感染症大流行イヤーとなっています。
そんなこともあり、最近話題のヨーグルトなどを食べたりして
免疫力に気を遣っていらっしゃる方も増えてきていますね!
実は、鍼灸治療でも免疫力の向上が期待できるのです!!
数々の研究によって、免疫細胞の活動が増えると証明されています。
感染症にかからないために、日々のメンテナンスを行いながら
皆さんが本来持っている「自己治癒力・自然治癒力」を
鍼灸治療で向上させていきましょう!!
2016/12/22
冬至の過ごし方 その2 ~ゆず湯~
冬至を迎えましたが、皆さんゆず湯には入られましたか?
ゆずは強い香りを持っていますが、この香りによって
悪い気が払われるとされて冬至にはゆず湯、となった説があります。
(「ゆず」は融通がきくように、「冬至」は湯治とかけて、ともいわれます)
確かに、アロマなどの良い香りを嗅ぐと気持ちがスッキリしますよね^^
さて、ゆず湯に入るのは年に一度という方が大半かと思いますが
そうなると何となくもったいなくて長風呂になってしまいがちなのは
私だけでしょうか…(笑)
日本人は世界から見てもお風呂大好きな民族だそうですが、
お風呂の入り方にも少し気をつけないと、健康に良くないことも!
今日は東洋医学的お風呂の入り方のポイントについてお話しします!
①長風呂しない
ゆず湯にしてみたり、はたまた本を読んだりなんてしていると
ついつい1時間くらいは入ってしまう…なんていう方は要注意。
お風呂と同じくらい全身が温まるように運動しようとすると
結構なエネルギーを消費しますよね?
実際、お風呂では意外と多くのエネルギーが消費されます。
体力に相当の自信がなければ、あまりおススメできません…
②熱すぎない温度で
すぐに身体が温まりまた汗をかくことで気分がスッキリする、と
高めの温度設定で入る方もおられると思います。
ですが、高めの温度というのは身体にとっては強い刺激であるため
交感神経(戦闘モードをつくる)が働いてしまいます。
睡眠時には副交感神経(リラックスする)が優位になる必要があるため
より良い睡眠、より良い休息のためには、熱すぎない温度が重要です!
また、①同様に体力を消耗するため、疲れやすい方にはおススメしません!
お風呂に入ると、全身の気や血(けつ)のめぐりが良くなり
ストレスや痛みの改善が期待できます!
以上のことを踏まえて、適度な時間・温度で楽しみましょう^^