新着情報
2016/05/04
柏餅 ~季節の薬膳~
明日はこどもの日ですね!
道を歩いていると、庭先に泳ぐ鯉たちが気持ち良さそうです。
この時期になるとふと食べたくなるのが「柏餅」。
美味しいですよね~!
ちなみに、カシワが自生しない関西より西のほうでは
こどもの日にはちまきを食べるのが一般的なようですが。
柏「餅」ということで、今回はもち米について。
<作用> 脾胃(胃腸)に作用し、気を補い身体を温める
東洋医学では、生命力を“精(せい)”と表現していますが
生まれ持っている“先天の精”と、
脾胃(胃腸)が食べ物から得た“後天の精”というのがあります。
お米のように甘みのあるものは、
脾胃の、後天の精を得る働きを促進してくれます^^
しかーし!!甘ければいくら食べても良いというわけではなく
食べ過ぎると逆に、脾胃の働きを障害してしまいます!!
ケーキなどの甘みの強いものではなく、
もち米で作ったお餅やおこわなど、ほんのり甘いもので
ぜひ胃腸を養ってあげましょう。
毎日の食生活で、身体の内側から。
そして鍼灸治療で、身体の外側からも、健康になりましょう!