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2020/10/03
帯状疱疹後の痛みに鍼灸治療! その2
前回からお伝えしている帯状疱疹について。
今回は私の体験を交えてお伝えしたいと思います。
まず帯状疱疹の症状です。
子どもの頃は痛みよりかゆみが強く出ますが
大人になると強い痛みとなります。
このとき、特定の神経だけがウイルスに障害されるため
狭い範囲に、帯状に痛み・水ぶくれが出ます。
次に、私の体験談です。
私の場合は、頭皮の神経が障害されてしまったのですが、
はじめのうちは、瞬間的にピキッと痛みが走りすぐにおさまる
…という期間が数日ありました。
頭痛かな?と思い、安静にしたり、肩こり解消に努めたり。
脳神経外科にも行きましたが、初期でまだ水ぶくれが出ておらず
原因不明といわれて、そのままでした。
だんだん痛みが強くなり、シャワーで髪を洗うのもできなくなりました。
その頃になって水ぶくれが出てきたので、慌てて皮膚科に行き
やっと「帯状疱疹」と診断されて治療を受けることができました。
このように多くは痛みから始まるため、診断・治療が遅くなりやすいのですが
早期治療を行わないと、痛みが後に残ってしまいやすいのが特徴です!!
以下の症状がみられたときには、早めの受診をおすすめします。
・主に片側だけに起こる痛み
・赤いぷつぷつとした水ぶくれ
また、顔や耳回りに帯状疱疹ができてしまった場合には
目や耳に障害を起こす場合があるのでご注意を!
治療が遅れてしまうと、水ぶくれが治った後にも痛みが残りやすいのですが
この残ってしまった痛みに対して、鍼灸治療がとても有効です!!
もしお悩みの方がいらっしゃいましたら、お早めに当院までお越しくださいね!
2020/09/26
帯状疱疹後の痛みに鍼灸治療! その1
「帯状疱疹」って、ご存知ですか?
子どものころに罹る「水ぼうそう」のウイルスが
身体の免疫力が低下したときなどに、また暴れだしてしまうと
強い痛みに伴って、小さな赤い水ぶくれができます。
これが「帯状疱疹」というもので、
年間60万人が罹るといわれています。
水ぼうそうと同じウイルスが原因のため、
水ぼうそうワクチンでの予防効果が期待できるそうです。
ですがもし罹ってしまったら…ということで
今回・次回と帯状疱疹についてお話しします!
実は私自身は、子供の頃と大人になってからの2回
帯状疱疹に罹ってしまっています。
幸いにも早期治療が行えたので
現在、何も問題なく過ごしておりますが…
実は、帯状疱疹に罹った後、特に高齢の方の場合に
水ぶくれが治っても強い痛みが残ってしまうことが多いのです!!
早期治療のためにも、私の体験をお聞きいただければと思います。
また現在、帯状疱疹後の痛みにお悩みの方は
鍼灸治療が大きな効果を発揮することができるかもしれません。
お早めに当院までお越しくださいね!
2020/09/19
こどもへの鍼灸治療
こどもへの鍼灸、と聞くと
鍼をブスブス刺しちゃったりして大丈夫?!
と心配される方もいらっしゃるかもしません;
が、鍼もお灸も、大人とは違う
こどもへの施術の仕方があるので、ご心配なく!
特に、小さなお子さんやご高齢の方というのは、
少ない刺激に対しても敏感なことが多いので
比較的ソフトな刺激で行なったり、使用する鍼の太さや本数
お灸に使うもぐさの種類を変えたりします。
こどもの場合は、夜泣きや夜尿症などを
鍼灸で治せたりするのですよ!
へぇ~ウチも試してみようかしら…
お友達が悩んでいたわ…という方は
スタッフまでお問い合わせください!
2020/09/12
鍼灸治療の種類 その4
前回は、中国式の鍼灸治療の特徴についてでしたが
今回、日本式の特徴を、中国式と比較しながらお話しします!!
~日本式~
身体の変化を問診・触診・舌診などからとらえる。
…のは中国式と同じですが、特に重視されているのが
触診の中でも「脈診」です。
脈診とは、手首の脈に両手で触れることによって
身体の中の状態を把握する、というものです。
中国式でも脈診を行うことはありますが、
より重きが置かれている感じですね!
そして、刺激の量にも違いがあります!!
中国式は、太い鍼を多く用いたりと刺激強めですが
日本式では、自然としなってしまうほどの細い鍼を
比較的少なく使うのが特徴です。
中には、1本だけ…という治療方法もあります!
どちらかというと、初心者の方には日本式のほうが
受けやすいということになりますね。
ただ、刺激の強さについては調節することが可能なので、
心配な場合は、事前にご相談いただくのが一番かと思います!
…ということで、中国式と日本式の治療の違いでした!
どちらもベースとなるのは東洋医学の考え方ですが、
治療の理論や刺激に違いがあります!
当院では、患者様の状態に合わせて
西洋医学的・東洋医学的、どちらの治療も行います。
もちろん刺激も適切な強さで行なっておりますが、
初めてで心配な方は、ぜひご予約の際に
スタッフまでご相談くださいね^^
2020/09/05
鍼灸治療の種類 その3
前回、東洋医学系の2つの鍼灸治療について
・たくさんの経験に基づいて研究された医学である
・『経絡』や『経穴』を使って治療を行う
という共通する特徴をお話ししました。
では、中国式の治療と日本式の治療は
どこに違いがあるのでしょうか?
もちろん鍼灸治療は長い年月を経て
非常に多岐にわたっているため、一概には言えませんが…
今回は中国式、次回は日本式の治療の特徴について
ご紹介していきたいと思います!
~中国式~
身体の変化を、問診や触診・舌診などからとらえる。
・内臓(東洋医学でいう「五臓六腑」)の働き具合
・身体の中のエネルギーバランス …など
治療は、比較的太い鍼などを使うことが多く
また、刺激をする箇所も多いために、刺激は強め。
ひびきという、独特のジーン・ビーンとするような感覚を
強く起こさせることもある。
そのため、慣れないとびっくりしてしまうこともあるが
慣れるとこれがたまらない!となる方が多い(笑)
(もちろん、刺激少なめにしている施術者の方もいます!)
次回は、日本式の鍼灸治療の特徴について
お話ししていきます!!