新着情報
2025/07/09
夏期休業のお知らせ
8月11日㈪から8月15日㈮は休業いたします。
暑い日が続きますが、どうぞご自愛ください。
なお、8月16日㈯から通常営業します。休み明けは混雑が予想されますのでご予約はお早めにお願いします。
2025/07/09
東洋医学的なストレス解消法について
東洋医学では、ストレスは 「気(き)」の滞り(気滞)」 が原因と考えられます。気の流れがスムーズであれば心身ともに健康ですが、ストレスが溜まると気が停滞し、イライラ・不安・不眠・肩こり・胃腸の不調 などの症状が現れます。
ストレスを和らげるには 「気・血・水」のバランス を整え、気の巡りをスムーズにすることが大切です。
1. ツボ押しで「気の流れ」を整える
ストレス緩和におすすめのツボ
① 合谷(ごうこく)【万能ツボ】
• 場所:手の甲側、親指と人差し指の骨が交わる部分
• 効果:ストレス、不安解消、自律神経を整える
② 太衝(たいしょう)【イライラを鎮める】
• 場所:足の甲、親指と人差し指の間をなぞり、骨が交わるところ
• 効果:肝の気を整え、イライラ・怒りを鎮める
③ 内関(ないかん)【精神安定・不眠解消】
• 場所:手首の内側、手首のシワから指3本分下の中央
• 効果:不安・動悸・不眠を解消
④ 神門(しんもん)【リラックス効果】
• 場所:手首の小指側、横じわのくぼみ
• 効果:精神を安定させ、ストレスや不眠を和らげる
押し方
ツボを 5秒押して、ゆっくり離す を 5回 繰り返す。
2. 食事で「気の巡り」を良くする
ストレスが溜まると「肝」の機能が低下し、気の巡りが悪くなります。食事で「気」を巡らせ、ストレスに強い体をつくりましょう。
ストレス解消におすすめの食材
1. 柑橘類(みかん・レモン・グレープフルーツ) → 気の巡りを良くする
2. 香味野菜(しそ・セロリ・パクチー) → イライラを鎮める
3. 豆類(納豆・豆腐・黒豆) → 自律神経を整える
4. ナッツ類(アーモンド・くるみ) → 血の巡りを改善
5. 黒ごま・黒きくらげ・黒豆 → 腎を養い、ストレス耐性を高める
6. 魚(特に青魚:サバ・イワシ・サンマ) → 脳を活性化し、気持ちを安定させる
避けるべき食べ物
• 辛いもの(唐辛子・スパイス) → 気を乱し、イライラを増幅
• 甘いもの(砂糖・ケーキ) → 血の巡りを悪くし、気分の浮き沈みを招く
• カフェイン(コーヒー・エナジードリンク) → 自律神経を乱す
3. 呼吸法・気功でリラックス
東洋医学では、「呼吸は気の巡りを整えるカギ」 とされます。ストレス時には呼吸が浅くなるため、腹式呼吸 を意識すると効果的です。
腹式呼吸のやり方
1. 鼻から深く息を吸う(お腹を膨らませる)
2. 口からゆっくり息を吐く(お腹をへこませる)
3. 吸う5秒 / 吐く7~10秒 を5回繰り返す
▶ 効果
• 副交感神経を優位にし、リラックス
• 気の巡りを整え、ストレスを軽減
4. 温熱療法で自律神経を整える
温熱療法を活用すると、体の深部からリラックスできます。
簡単にできる温熱療法
• 湯船につかる(38~40℃、15分)
• 蒸しタオルを首や肩に当てる
• 腹巻きでお腹を温める
5. 香り(アロマ)を活用する
東洋医学では 「香り」も気の流れを整える方法 のひとつ。リラックス効果のある香りを取り入れると、気の巡りが良くなります。
おすすめの香り
• ラベンダー → 自律神経を整える
• 柑橘系(オレンジ・ベルガモット) → 気の巡りを良くする
• ローズ → ストレスやイライラを和らげる
• 白檀(サンダルウッド) → 心を落ち着かせる
▶ 取り入れ方
• ディフューザーで部屋に香らせる
• ハンカチに1滴垂らして香りを嗅ぐ
まとめ
ストレスを解消するためには、気の流れを整え、血と水のバランスを保つこと が大切です。以上の方法を組み合わせて、ストレスの少ない生活を目指しましょう。


