新着情報
2021/09/11
胃腸の調子が悪いと、舌に出る?!
人に舌を見せる機会というのは、普通ならあまりありませんが
鍼灸治療を行う際にはお見せいただくことがあります(舌診)。
ちょっと恥ずかしいな…と思われる方もいるかもしれませんね!
ですが、舌を見ただけで体質がわかってしまうことがあるのです!!
特に胃腸の調子が悪いときには、舌に特別な変化が起こっています。
とはいっても舌は千差万別であり、なかなかご自分では
舌に起こっている変化に気づけないかもしれません。
そこで登場するのが、我々鍼灸師なのです!!^^
どんな感じの変化が起こっているかというと、
舌が通常よりも大きくむくんだような感じになっていたり…
舌の縁の部分に歯のあとがギザギザとついていたり…
こういうときには、胃腸(脾胃)に問題があるのです!
むくみやギザギザというのは、どちらも身体の中の水分が
異常に多くなっていることを示しています。
胃腸(脾胃)は、食べ物から栄養を吸収するだけでなく
水分も吸収して代謝していきます。
その働きが弱くなっていると、全身に余分な水分が溜まりやすくなり
それが舌にも反映されると、むくみやギザギザになります。
舌を見るだけで、胃腸をはじめとした
内臓(五臓六腑)の働きがわかってしまうのですね!!
本当かな…と疑いたくなるのですが、これも長い年月をかけて蓄積された
たくさんの経験から得た統計によるものなのです。
私もはじめは疑っていましたが(笑)、実際見ると嘘ではないのです!
ただ、先ほども述べた通り、ご自分では舌の変化に気づきづらいので
気になる方はスタッフまでお気軽にお声かけください~!
