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新着情報

2019/09/07
ストレスと食欲低下・増加の関係とは? その2

強いストレスにより、身体のめぐりをスムーズに行う

肝(かん)の疏泄(そせつ)という働きが障害される…

というお話を前回させていただきました。

 

 

ここからの反応には個人差があり、それによって

食欲が低下したり、逆に増加したりと違いが出てきます。

 

ではその個人差とは何の差によるものかというと

生まれつき、もしくは生活習慣・食生活によって作られた

『体質』の差によるものです!

 

身体が何か障害を受けたときには、

その人の弱いところに影響が出やすいのです。

 

 

例えば、大勢の人の前で話すような状況があったとします。

緊張する人と、まったく緊張しない人とがいますよね。

 

緊張しない人(①)は、身体への影響はほとんどないかもしれませんが

緊張する人は、声が震え、手足が震え、顔は真っ赤…(②)

またある人は、声が震えたりはしないものの、冷や汗だらだら…(③)

 

 

①は、ストレスに強く、肝の疏泄に影響が出にくいタイプ。

②③はストレスに弱く、肝の疏泄に影響が出てしまうタイプ。

 

また、②の場合は、肝への影響が強く

“内風(ないふう)”という状態になっていることが考えられます。

全身のめぐりが不安定になっているとともに、余分な熱が発生しています。

 

③の場合は、全身のめぐりのうち特に「気」のめぐりが障害されて

汗を出したり抑えたりする働きが乱れています。

 

 

緊張もストレス状態のひとつですが、今回は目に見える反応を例に

体質による個人差が生じることをお伝えしました。

 

次回はいよいよ、目に見えない身体の中の反応、

食欲低下と食欲増加が起こる体質についてお伝えします!

 

2019/08/31
ストレスと食欲低下・増加の関係とは? その1

いきなりですが、皆さんに質問です!

 

あなたは、強いストレスを感じているとき

①食欲がなくなり、気持ちも何だかゲッソリ

②とにかくたくさん食べてしまう

どちらになりやすいタイプでしょうか??

 

ちなみに私は②で、際限なく食べてしまうことがありました^^;

 

同じストレス状態なのに、この違いって何なのでしょうか?

今回はこの辺りを東洋医学的にお話ししていきたいと思います!

 

 

本来私たちは、できることなら何のストレスもなく

自由に!!のびやかに!!生活したいものですよね。

 

心がそう思うのですから、身体もきっと同じように思っているはず。

 

身体に必要な成分(気や血といわれるもの)が滞ることなく

全身くまなくめぐっていれば、身体は健康でいられるのです!

 

このめぐりが上手くいっている状態を言い換えると

疏泄(そせつ)という働きが順調な状態です。

 

 

この疏泄(そせつ)という働きは、東洋医学でいう臓器の

五臓六腑のうち特に、肝(かん)と関わりが深いものです。

 

ですので、強いストレスがかかると肝の疏泄(そせつ)作用が

障害されている、ということになります。

 

 

ここまでは、万人に同じことが起きていますが、ここから先に

起こることが違うせいで、人によって食欲低下・食欲増加…と

違いが出てきてしまうのです!!

 

あわせて対処法も変わってきますので、次回以降にお伝えします!

2019/08/24
変形性膝関節症の鍼灸治療 その5

では、変形性膝関節症の鍼灸治療はどのように行なうか。

ひとつの例をご紹介したいと思います!

 

ちなみに…

今回お話しするのはあくまでひとつの例であり

体質やその程度には個人差があります。

 

実際にはお一人お一人に合わせた、

オーダーメイドの治療を行なっていきます^^

 

 

まずは、膝まわりの血行を良くしていきます。

血行を良くすることで、痛みを引き起こしている物質を洗い流します。

これにより、溜まっていたお水をスッキリさせることにもつながります!

 

さらに、足の筋肉を鍛え、柔軟にしていきます。

筋肉が弱くなっていると膝に負担がかかりやすくなりますし

膝の動きも悪くなってしまうため、適度に筋肉を動かしていきます。

 

東洋医学では、“水分代謝”を行う「脾胃」の働きを良くしたり

膝の動きと関連の深い「腎」を強くしたりします。

 

 

治療と同時に、日常生活では、運動不足にならない、

そして膝に負担をかけすぎない程度の運動をすると良いですね!

 

身体の重みはずしっと膝にかかるため、

体重をしぼることが必要な場合もあります。

 

 

変形性膝関節症は、ある日突然起こる疾患ではなく

少しずつ少しずつ変化してきたことによって起こります。

 

つまり、負担のかかる生活を送っていると

それだけ変形性膝関節症になりやすく、悪化しやすくなりますが

痛みを改善させるためには、その生活を変えなくてはなりません。

 

今までの生活を変えることは簡単なことではありませんが、

つらいことも、一人で頑張るよりも誰かと一緒に頑張れば

何とか乗り越えられるのではないでしょうか?

 

変形性膝関節症でお悩みの皆様はぜひ、

当院スタッフとご一緒に、頑張ってみてはいかがでしょうか!

精一杯お手伝いさせていただきます!!^^

2019/08/17
変形性膝関節症の鍼灸治療 その4

変形性膝関節症になりやすい体質は

脾胃(胃腸)が弱いこと、とお伝えしました!

 

今現在、膝に問題がなくても

今後のために、脾胃が弱っていないかチェックしましょう!

 

当てはまるものがいくつかあったら

毎日の食生活、少しだけ健康的なものを心がけましょう!!

 

・毎日何となく身体がだるい、元気がない

・食欲がない

・食後にすぐ眠くなってしまう

・便がゆるい

・舌を見ると、むくんだり歯の痕がついている

・体格が華奢である

・優柔不断である

 

なんと、優柔不断かどうかもチェック項目にあるのです!

 

1つだけでは脾胃が弱いとは言い切れませんが、

何個か当てはまってしまったら、ぜひご自身の健康管理について

一度じっくり考えられてはいかがでしょうか?

 

ご相談はお気軽にスタッフまで^^

2019/08/10
変形性膝関節症の鍼灸治療 その3

「変形性膝関節症」になってしまう原因のひとつに

“水分代謝”能力の問題があるとお伝えしました。

 

今回はその“水分代謝”についてお伝えします!

 

 

私たちは、飲み物や食べ物から水分を得て体内に取り込み

体内で使われた不要な水分を、尿や汗として排出しています。

 

水分が体内にまず入るのが、胃腸です。

東洋医学でいう「脾胃(ひい)」です。

 

脾胃は、水分だけでなくたくさんの食べ物を消化しています。

 

そこに毎日、消化しきれないほどの食べ物を入れたり

消化しにくいものをたくさん食べたりしていたらどうなるでしょう?

 

もちろん、脾胃は疲れてしまいます。

 

するとなかなか消化できない食べものが体内に溜まり

せっかく取り込んだ水分を適切に分配できなくなります。

 

結果として、膝にお水が溜まったりする

「変形性膝関節症」になりやすい体質になってしまいます!

 

 

膝の痛みと、毎日の食生活。

関連があまりないように見えて、深い関連があったのです!!

 

暴飲暴食はなるべく避けて、

特に脂っこいものや甘いものをたくさん食べないよう

心がけておくと、脾胃を健康に保てますよ^^