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2019/12/14
東洋医学的寒さ対策 その2
前回お伝えしたように「首」とつく
首(頚)・手首・足首といったところは
効果的に身体を温めてくれるポイントです。
他にも、肘・膝などもおススメ。
実は、効率的に身体を温められることには理由があるのです!
それは… “身体が曲がるところ” であるため!
東洋医学では「経穴(ツボ)」や「経絡(けいらく)」という
考え方を治療に用いています。
これらは、それぞれ駅と線路に例えられることもあり
身体の全身をめぐっていて、必要な栄養などを届ける道です。
ここで、車の運転を想像してみてください。
カーブでは、真っすぐな道よりも速度を落としますよね?
つまり、身体が曲がる「首」の部分というのは
「経穴=駅」や「経絡=線路」を通って届けられるはずの
身体に必要な栄養、そして『熱』の運搬も滞りやすいのです!!
さらに「首」の部分を冷やしてしまうと
ちょうど路面凍結のような感じで、運搬はストップしてしまいます。
だからこそ、ここを冷やさないようにするのが大切なのですね!
そしてこの「首」の部分は、鍼灸治療でも大活躍!
皆さんが鍼灸治療を受けられる際にも、使われるかもしれません。
次回は、この「首」の部分についてもう少しお話しします^^
