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2020/11/07
便秘の改善に効果的な鍼灸治療~その4~
便秘の改善に大切な心がけとして前回お話ししたもの以上に
個人的に重要だと思うのが“便意を無視しない”こと!!
特に朝、できるだけ時間に余裕を持って行動していただき
少しでも便意があれば、お手洗いに行ってください。
最初はなかなか効果がみられなくても、
だんだんと身体が思い出してくれるはずです!
と言いつつ、鈍くなってしまった身体の働きを取り戻すのは
やはり簡単なことではありません;
そんなときは、東洋医学を活用してみませんか??
次回からは東洋医学的な便秘の考え方をご紹介します!
2020/10/31
便秘の改善に効果的な鍼灸治療~その3~
前回からお話している「直腸性便秘(習慣性便秘)」ですが、
便を排出するときの反射(排便反射)がキーポイントです!
排便反射は、直腸に便が送られてきたサインをきっかけに
身体の筋肉が反応し、外に便を出そうとするものです。
ただ、このサインを毎回無理矢理に無視してしまうと
身体は“サインを出しても無駄なんだ!”と思い、
徐々にその働きができなくなってしまうのです。
これを改善するための心がけとして…
・朝起きがけに冷たい水もしくはお湯を飲む
・朝食をしっかり食べる
などがあり、腸を刺激して反射を起こしやすくします。
ただ、1回行なったからすぐ改善するわけではなく
今までの良くなかった習慣を、こちらの習慣に変えると
だんだんと本来の身体の働きが戻ってくる!のですね。
毎日ほんの少しずつでも心がけていきましょう!!
2020/10/24
便秘の改善に効果的な鍼灸治療~その2~
前回から便秘についてお話していますが、
特に若いうちからみられやすい便秘として「直腸性便秘」があります。
「直腸性便秘」は、直腸~肛門に問題があって起こることもありますが
便意を我慢してしまう習慣によって起こるため「習慣性便秘」とも言われます。
忙しくて朝ゆっくりトイレに座れなかったり
仕事や授業中に催してもずーっと我慢していたり。
そんな生活が続いていると、排便のための反射が弱くなってしまいます。
何を隠そう、私も以前このタイプの便秘だったのですが、
1~2週間出ないのは当たり前、便意って何だっけ?状態でした。
しかし今は、少しの心がけと鍼灸治療で改善しています^^
さて、どんなことをしたら良いのでしょうか?
次回から、より詳しくお話をしたいと思います!
2020/10/17
便秘の改善に効果的な鍼灸治療~その1~
多くの方が慢性的に悩まれている便秘。
長年にわたり毎日スッキリしない…と思っていても
どうやって治したら良いのかわかりませんね。
便秘といっても、実はその原因は人それぞれ。
まずはその原因を知っておきましょう!
慢性的な便秘は、大きく3つに分けられます。
まず、何らかの病気が原因で起こる症候性のもの。
次に、腫瘍ができたり手術後の癒着により起こる器質性のもの。
そして、多くの方がこのタイプに分類される機能性のもの。
機能性の慢性便秘には、さらに3つのタイプがあります。
お腹の筋肉が衰えたせいで上手く排出できない「弛緩性便秘」。
ストレスなどが関わり、下痢もみられやすい「痙攣性便秘」。
排便時の身体の仕組みが上手く働かない「直腸性便秘」。
次回から3番目の「直腸性便秘」に注目してお話をしていきます!
2020/10/10
腱鞘炎の鍼灸治療
職業病や、産前産後のホルモンバランスの変化で
起こりやすいといわれている腱鞘炎。
また、日常生活でパソコンが多用されているため
より患われる方が多くなってきているようです。
腱鞘炎の中でも特に多いのが、手。
手根管症候群やド・ケルバン病といわれるものです。
そのようなときに、何をすれば良いのか
また鍼灸治療では何をすれば良いのか。
今回はそのあたりをお伝えしたいと思います!
筋肉の腱がそれを包む腱鞘と擦れて起こる炎症が
腱鞘炎ですので、痛みはじめはまず冷やします。
それでもおさまらず、続くようでしたら他のアプローチを。
痛みがあるのにその部分を使い続けると
炎症が悪化してしまうので、極力安静にします。
サポーターなどをつけるのもこの安静のためですね!
そして、腱鞘の部分に負担がかからないように
問題を起こしている筋肉の周囲に治療を施します。
このときの治療は、痛む手の部分はもちろん
上腕や肩まわりにも行うことがあります。
あとは、東洋医学的アプローチとして
「肝」の治療を行なっていくことも!!
「肝」は、全身のめぐりと関わるとお伝えしてきましたが
筋肉や腱などの疾患を治療するときにも重要なのです。
腱鞘炎になってしまったら、我慢せず早めの対処を!
そしてなかなかよくならない…なんてときには
鍼灸治療を用いると、さまざまな角度からアプローチが可能です!!
ぜひ一度、ご相談ください!
