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2020/04/11
花粉症を鍼灸治療で治す!! その4

前回、花粉症発症に深く関わる「脾」「肺」「腎」のうち

「脾」「肺」の機能とその不調について説明しました。

 

今回は「腎」についてお話ししていきたいと思います〜!

 

 

「腎」の重要な働きのひとつに、“精”を貯蔵するというものがあります。

 

“精”は、生命力となるもので、両親から受け継いだ“先天の精”と

脾胃が飲食物から吸収した栄養からできる“後天の精”というものがあります。

 

先天の精も後天の精も、どちらも「腎」が持っています。
身体の中のいろいろな物質(気・血など)の源となっていて
何かが不足すれば、それを補うように精を変化させています。
さらに「腎」には、水分代謝をして尿を生成する働きもあります。
花粉症で、「腎」に不調が生じて起きているものについて考えてみましょう!
・「腎」の貯蔵する精が不足→気・血も不足→衛気(免疫)が働かない
・「腎」の不調で、余分な水分が溜まり、衛気がめぐらない
このような「腎」の不調が、花粉症の根本原因となっている場合もあります。
前回お話しした「脾」「肺」、そして今回の「腎」。
同じ花粉症であっても、体の中の状態がまったく異なることがあるのです。
ですので、その人ひとりひとりに合ったオーダーメイドの治療が必要となります。
まさにそれを実現できるのが、鍼灸治療です!!
同じ名前の病気であっても体質・原因によって治療法が異なることを
東洋医学の言葉で“同病異治”といい、古くから鍼灸治療で行われてきました。
今までの花粉症対策ではなかなか改善されなかった方、
長年花粉症でお悩みの方、ぜひ一度ご相談ください^^