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2022/07/25
副鼻腔炎は治る?鍼灸治療でのアプローチ①
以前お話した、副鼻腔炎ですが
風邪を引いた後になってしまった…
慢性的になっている…
という場合、どうしたら良いのでしょうか。
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鍼灸のベースである東洋医学では、3つのタイプに分けて考えます。
①「風熱(ふうねつ)」少し前の風邪から…
②「湿熱(しつねつ)」暴飲暴食、甘いものや脂っこいものの偏食などで…
③「衛気の虚(えきのきょ)」免疫力が低下しがち…
この3つに分けています。
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今回はまず、①「風熱(ふうねつ)」タイプについてご説明します。
風邪は、身体の外から病気の原因(外邪-がいじゃ-)が襲ってきて起こります。
正常な身体であれば、身体に備わる免疫力によって外へ追い出されますが
それが上手くいかなかったときに、身体の奥深くまで外邪が入り込んでしまいます。
風「熱」とあるように、このタイプは身体の中に不要な熱が溜まってしまっています。
風邪の後などに、以下のような症状があるなら「風熱」タイプかもしれません。
ねばねばした黄色い鼻水、発熱、口渇(すごく喉が渇く感じ)、目の充血など
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【セルフケアにおすすめ!】
①印堂(いんどう)…左右の眉の間、眉間の中央
②迎香(げいこう)…小鼻の横で、少し凹んでいるところ
③合谷(ごうこく)…手の甲の、親指と人差し指の付け根の間
④風池(ふうち)…首の後ろで、頭の骨との境目にあり、真ん中から外側へ指を滑らせたときに凹んでいるところ
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実際の治療では、上記のツボ(経穴)以外にも
患者様それぞれの身体の状態に合ったものを選んで使用します。
副鼻腔炎がなかなか治らずに困っている方は、
ぜひお気軽に当院スタッフまでご相談ください。
