新着情報
2016/04/15
皮膚の構造
知っているようで知らない、お肌のこと。
お肌=皮膚は、大きく3つに分けられます。
表皮・真皮・皮下組織の3つです。
表皮は、外的刺激から皮膚を直接守る働きがあり、
真皮は、神経や血管が豊富で、知覚を起こし、
老廃物を排出・新陳代謝を行う働きがあります。
表皮と真皮を合わせた厚さは0.6~3mmで、
足の裏や掌が厚く、逆に一番薄いのが瞼、
口、鼻、頬や額も薄くなっています。
皮下組織は「皮下脂肪」とも言われ、
強い衝撃から体を守ったり、保温したりする
働きがあります。その厚さは個人差があります。
この表皮・真皮・皮下組織を合わせると
平均して体重の約8%とと言われており、
体の中で最大の器官なのです。
とても薄い皮膚ですが、意外と重く
ちゃんと体のために働いているのです。
働き者のお肌のこと、きちんとお手入れして
いたわってあげてくださいね!
2016/04/05
キャベツ ~気軽に薬膳生活・春~
今回は、野菜の中でも身近な存在である
キャベツについてお話ししていきたいと思います!
キャベツには大きく分けて2種類あります。
一年中見かける、ぎっしりと葉の詰まったキャベツと
春に見かけるやわらかいキャベツとがあります。
煮込んだりサラダにしたり…いろいろなお料理に使いやすく
また、どんな体質の方でも問題が起こりづらいため
気軽に薬膳生活を実践していただくときにおススメです!
さて、キャベツの作用には以下のようなものがあります。
・調利臓腑(ちょうりぞうふ)
五臓六腑(東洋医学でいう内臓)の機能を調節する
消化を助け、身体の元気を補う
・通絡散血(つうらくさんけつ)
血液循環を改善する
・安胃止痛(あんいしつう)
胃腸を丈夫にし、痛みを抑える
「安胃止痛」について、市販の胃腸薬の重要な成分である
ビタミンU(キャベジン)が含まれ、名前からも想像できるように
胃酸分泌を抑えて胃粘膜を修復してくれる作用があります。
消化を助けたり、胃の痛みを抑えたり…
胃腸に嬉しい作用を持っているのが、キャベツです!!
新しい生活で知らず知らずのうちに溜まってしまったストレスで
胃腸に負担がかかってしまいやすいこの時期。
キャベツ料理で、健康な身体を維持しましょう!
旬の野菜こそ、その時期に必要な作用を持っているため
安くて美味しいのはもちろん、健康にも良いと良いことづくめ。
ぜひお手に取ってみてはいかがでしょうか?
2016/04/04
薬膳 ~東洋医学的食生活のすすめ~
続々と桜満開のニュースが届いていますね!
新学期も始まり、初々しい制服姿を見かけると
懐かしい気持ちになりますね~!良い季節です^^
さて、春は新年度・新生活のスタートということで
あわせていろいろなことを始めてみたくなります。
趣味や習い事など、始められる方もいらっしゃるのでは?
ですが、なかなか忙しくて時間がない!!という方も
いらっしゃるはず…ということで。
手軽に始められる当院のおススメは「薬膳」です!
「薬膳」と聞くと、スーパーではあまり見かけない食材を使ったり
独特の味がしたりするのでは?と思われるかもしれません。
確かにそういう一面もあるのですが、
身近な食材すべてから、人の身体は影響を受けています。
言い換えれば、すべての食材は薬膳としての作用を持っています!
ですので、なるべく身近な食材のご紹介をしながら
気軽に「薬膳」、ひいては東洋医学の世界に触れていただけるように
お話をさせていただきたいと思っております。
不定期となりますが、ぜひ肩ひじ張らずにお楽しみください!
春は、美味しい春キャベツが出回りますが
その『キャベツ』について次回お話ししたいと思います!
2016/04/01
新年度の疲れた身体をメンテナンス!
4月になりました!!
新生活・新年度…春を迎えて何だかウキウキしますね!^^
東洋医学的には、このウキウキ、
身体の中の「陰」と「陽」のうち「陽」が強まっているために
起こる状態だとされています。
「陽」=活動的なイメージですね!
「陰」が強い冬には大人しくしていた身体が
目を醒まして活発に動きはじめるのが、春です。
身体の中での「陰」から「陽」への移行、また気候の変化にも
順応してくれる身体ですが、やっぱり季節の変わり目は順応するのも大変です。
春はウキウキして特に忘れてしまいがちですが
ほっと一息ついたときにでも、身体疲れていないかな~と意識してみてください!
疲れを溜めてしまうと、5月になってガクッときてしまいますよ!!
といいつつ私もついつい張り切りすぎてしまうのですが…(笑)
ついつい…という傾向がある方もぜひ、体調管理は当院におまかせください!
しっかりと身体のメンテナンスをし、快適な毎日をお手伝いします!!
新年度もどうぞよろしくお願いいたします^^
2016/03/31
プロのマッサージ師とマッサージチェアの違い その2
前回ご紹介した違いというのは、
・マッサージ師は3年間勉強してからでないと取得できない国家資格
・マッサージチェアでは再現できない熟練された技
というものでした!
これは何となくご想像の通りかと思うのですが…
もうひとつ、大切な違いについて今回はお話ししたいと思います!
さて、それが何かなのですが…
マッサージはずばり、人対人である!!ということです。
電子メールと手書きのお手紙をイメージしてみてください。
どちらも伝える内容を同じくすることはできますが
手書きのお手紙は、ほっこりあたたかい気持ちになりますよね!
もう少し詳しくお話しすると、マッサージして「触れる」ことが
身体に及ぼす影響が、ただ機械が「触れている」よりもかなり大きいのです!
さまざまな研究で、人と人とが触れ合うことによって
痛みの軽減・ストレスの緩和・不安の除去などの効果がみられたそうです。
実際に、認知症やうつ病なども改善したとか!
まさしく、お母さんの“痛いの、痛いの、飛んでいけ~”ですよね!!
大人になると、誰かに“痛いの、痛いの、飛んでいけ~”もされなくなりますし
「触れられる」という機会はかなり減ってしまいます。
でもやっぱり、「触れられる」と安心するものですよね!
これが、どんなに研究されたマッサージチェアでもできない、
人が行うマッサージだからこその効果です!!
ご自宅に置くマッサージチェアほど気軽に…
とはいきませんが、それにできるだけ近づけるよう
当院は、お仕事帰りでもお気軽に来院していただけるように
夜10時まで施術を行なっております。
そして何よりも、フレンドリーなスタッフが
皆様をあたたかくお迎えいたしております^^
ぜひ心も身体も癒されにいらしてくださいね~!