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2016/03/21
月経前症候群(PMS)と鍼灸治療 その6
今回は、月経前症候群(PMS)による
以下の症状についてご説明します!!
①乳房の張りや痛み
②憂うつな気分
①乳房の張りや痛み
これは前回お話しした『不通則痛(ふつうそくつう)』です!
胸部のめぐりが悪くなってしまったことで起こります。
②憂うつな気分
身体の“溜める”働きが強く、“出す”ことができないため起こります。
スッキリせずモヤモヤ~ですね!
これらの症状は、どちらも胸部のめぐりが悪いときに起こりやすいです。
そんなときによく使用される経穴(ツボ)は、
だん中(だんちゅう)と内関(ないかん)です。
・だん中(だんちゅう)
左右の乳頭を結んだ線が、ちょうど身体の中心線と交わったにある。
少し凹んでいることが多い。
・内関(ないかん)
手のひら側の手首のしわの中央から、指3本分肘に向かったところにある。
腕にあっても、「寛胸(かんきょう)作用」という
胸部をスッキリさせる作用が強いため、よく用いられる。
セルフケアとしても押しやすいツボですので、
月経前症候群(PMS)に悩まれている方はもちろん
ストレスを抱えている方もぜひ押してみてください^^
