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2016/03/18
月経前症候群(PMS)と鍼灸治療 その5
前回まで、月経前症候群(PMS)でも特にみられやすい
イライラするという症状を中心にお話ししました。
今回は、その他の症状についても
東洋医学の考え方でご説明します!!
生理前は身体が“溜める”方向に傾く、というのを
ぜひ頭の中に置いて、お読みくださいね!
月経前症候群(PMS)でみられる痛みの症状…
下腹部痛・肩こり・腰痛・頭痛などは、
身体のめぐりが悪くなり詰まったところが痛くなる!
と、その3でお話ししました。
どの場所でも、痛む原因として東洋医学では
『不通則痛(ふつうそくつう)』という言葉があります。
通じなくなったらすなわち痛む、
つまり身体のめぐりが悪くなってしまうことで痛むのです。
痛む原因としては、もうひとつ『不栄則通(ふえいそくつう)』
という言葉もあり、これは、正座で足がしびれたときのイメージで
栄養が上手く行き届かなかったところが痛む、というものです。
月経前症候群(PMS)の場合は、特に前者ですね!
鍼灸治療では、“溜める”働きを調整していくことで
身体のめぐりを整えていきます。
そのため、痛い部分に触らなくても
治ることもあるのですよ~!!不思議ですね~^^
次回はその他の症状についてもご説明します!
