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2016/03/15
月経前症候群(PMS)と鍼灸治療 その2
今回は、月経とそれに伴う変化について
東洋医学的な考えをご紹介したいと思いますので、
どうぞ“軽い気持ちで”お付き合いください~^^
“軽い気持ちで”と書いた通り、まずはざっくりと
身体の変化について考えていきます!
『月経』をざっくり考えると、約1ヶ月ごとに
身体の中の血をあつめて、外に出して、を繰り返すものですよね。
(今回は、本当にざっくりがポイントです、笑)
「溜めて、出す、溜めて、出す…」という、
まったく逆方向の働きを繰り返しつくり出していくのですが、
やはり大きな変化を伴うために、身体には大きな負担がかかります。
命をつくるための働きというのは、それだけの大仕事なのですね!
この「溜めて、出す」の繰り返しに、スムーズについていければ良いのですが
身体がついていけなくなってしまうと、さまざまな症状が出てしまいます。
便秘をイメージしてください。
「出す」ときはまだしも、「溜め」てしまっているときはツライですよね。
身体のめぐりも「溜まる」、すなわち滞ってしまうと
ツライ症状が出やすいということになります。
月経前は、身体の中に経血が「溜まった」状態にあるのでツラくなるのです。
次回も引き続き、東洋医学的な考えをご紹介します!!