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2021/03/06
更年期障害を治すには~東洋医学の考え方編その3~

前回までに、

更年期障害は「身体の中で火と水のバランスが乱れている」状態で

火は五臓の心、水は五臓の腎の力と置き換えられるとお話をしました。

 

健康であれば、五臓の心と腎はお互いにバランスを取り合い

どちらかだけが強くなりすぎないように調節しています。

 

しかし、更年期障害を起こしている患者さんの場合は

腎(水)の力が弱くなっているために、心(火)が強くなりすぎてしまい

ほてりなどの熱症状が出てしまうのですね。

 

簡単に言えば、水が少ないために、火消しができない状態なのです。

 

心と腎の調和が上手くいっていない状態なので、

これを〝心腎不交(しんじんふこう)〟といいます。

 

更年期障害の身体の中の状態…少しイメージできましたでしょうか?

 

東洋医学では、状態がわかればそれに適した治療方法は明白です。

足らない水を補い、強くなった火の勢いを抑えてあげるのです。

次回はいよいよ治療編をお伝えします!!