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2021/02/20
更年期障害を治すには~東洋医学の考え方編その1~
東洋医学に基づいた鍼灸治療では、
まず患者さんの身体の中が
どんな状態にあるのかをさまざまな角度から把握し、
それに合わせて施術を行います。
西洋医学ではホルモンバランスの乱れが原因とされますが、
東洋医学も同様に、身体の中のバランスが乱れてしまった状態といわれています。
更年期障害の特徴的な症状として、
ホットフラッシュなどののぼせがあります。
これは通常よりも身体の中の〝熱(火)〟が強くなっていることを示しています。
健康なとき、例えば運動をしたあとなどでは、〝熱(火)〟が強くなっても、
身体の中にある〝水〟の力で、〝熱(火)〟を弱めてバランスを取っています。
しかし更年期障害では、この〝水〟の力が弱くなっているために
身体の中で発生している〝熱(火)を上手く抑えることができません。
つまり「身体の中で火と水のバランスが乱れている」状態が、更年期障害なのです。
弱くなってしまった〝水〟の力を補い、強くなっている〝火〟の力を弱める…
これが、東洋医学的な更年期障害に対する治療方針になります。
ここでいう〝水〟の力とはいったい何なのでしょう??
汗とは違うものなのでしょうか?…全然わかりませんね!(笑)
安心してください、次回もう少し詳しくお話させていただきます!!