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2020/06/20
足関節捻挫の治療について その3
足関節の捻挫は、侮らずしっかり治療していきましょう!
今回は、足関節捻挫の応急処置についてお話しします。
1度~3度までのどの程度の捻挫であっても
できるだけ早く行なっていただきたいのが、RICE処置。
・R(rest)…安静
・I(ice)…アイシング
・C(compression)…圧迫
・E(elevation)…挙上(心臓より高く挙げる)
安静にすることで、怪我がひどくならないようにし
さらに、アイシング・圧迫・挙上することで
その部分に余分な腫れや炎症が起こらないようにします。
「余分な」とついている理由ですが…
炎症(発赤、発熱、腫れ、痛み、動かしづらい)は
受傷直後から怪我を治すために起こってくる必要な反応ですが、
その程度が強すぎると、逆に治るまでに時間がかかってしまいます。
適切にRICE処置を行い、早期回復につとめましょう。
20分ほどRICE処置をしたら、1時間程度間隔を置いて
再度RICE処置をする…を1~3日ほど繰り返します。
捻挫してしまった!というときには、当院や医療機関を受診する前に
まずはRICE処置を行なっておきましょう!!
次回は当院での足関節捻挫治療についてお伝えします^^