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2021/08/28
ニキビをなくすには?その8
東洋医学では、身体の中に出すべきものが出せずに溜まってしまい
それを何とか外に出そうとニキビができる…と考えられています。
なぜ外に出せなくなってしまうのでしょうか?
まずは、出すべきものが多すぎるタイプからお話しします。
このタイプの原因の一つは、食生活の乱れ・偏りです。
西洋医学と同じで、脂っこいものや甘いものというのは
消化するときに胃腸(東洋医学でいう「脾胃」)に負担がかかります。
なかなか消化できない→身体の中に未消化のものが溜まる→ニキビ
ということですね!
そしてもう一つの原因は、ストレスです。
ストレスは、身体の中のめぐりを悪くさせます。
(気分的にもモヤモヤして、すっきりしませんよね!)
めぐりが悪くなることで渋滞した箇所がパンパンに詰まるため
身体が何とかそれを出さなくては!とニキビを作ってしまうのです。
特に詰まった個所では余分な“熱”が生じるとされ
できるニキビは、赤ニキビや黄ニキビといった炎症を伴うものが多いです。
さらに、あたたかいものは上にたまりやすい、という物質の性質がある通り
身体の上部にニキビがバーッとたくさんできるのも特徴です。
次回は、ニキビをつくってしまう、もうひとつのタイプをお伝えします!
2021/08/21
ニキビをなくすには?その7
“ニキビ体質”ってどういうものなのでしょうか?
今回はそのあたりを突き詰めていきたいと思います!
そもそもニキビって、何なのでしょうか?
ニキビには大きく分けて4種類あります。
①白ニキビ ②黒ニキビ ③赤ニキビ ④黄ニキビ の4種類です。
①白ニキビ…毛穴がふさがって中に皮脂が詰まった状態。
②黒ニキビ…白ニキビの皮脂が酸化して黒ずんだ状態。
③赤ニキビ…①②で詰まっていたところに炎症が起きた状態。
④黄ニキビ…③が悪化して膿が溜まった状態。
これが、西洋医学の皮膚科の知識です。
①から④へ進行していくのがニキビなのです。
では東洋医学的にはというと…
身体の中から余分なものが溜まっていて、
ニキビはそれを外に出す「浄化反応」によるものと考えられています。
西洋医学は、出口である毛穴が詰まったことが起点となっていますが
東洋医学は、身体の中にたくさん外に出すべきものがありすぎることを起点とします。
どちらも、身体の中にに出せずにいるものが溜まった状態と言い換えられますね!
次回は、どうして出せなくなってしまうのか、というお話をします!
2021/08/14
ニキビをなくすには?その6
前回、前々回と春の体調管理のお話をしましたが…
以前お話ししていた、ニキビについてです!
今までは思春期ニキビを中心にお話ししてきましたが、
今回は、思春期ニキビにも、アダルトニキビにも共通する
ニキビのできやすい体質についてお伝えします!!
ニキビとの関連が大きいものとして食事があるというのは
みなさんご存知のことと思います。
しかし、どんなに食事に気をつけてもニキビができてしまう人、
逆に、何を食べていても全然ニキビができない人がいます。
この違い…何なのでしょうか??
ニキビができてしまう人は、食事以外にも原因として
そもそも身体の中が“ニキビ体質”になっていることが考えられます。
“ニキビ体質”になっていると、ほんの少しのことですぐ
ニキビができてしまいやすくなりますので、
東洋医学で体質改善をしていきましょう!
次回もう少し詳しくお話ししていきます~!
2021/08/07
ニキビをなくすには?その5
思春期ニキビが出やすい原因として、
身体の中で「火」が強くなりやすいこととお伝えしました。
その「火」を抑えてあげれば、
ニキビが増えてしまうことが防げるかも!ということで
今回はその方法をお伝えしたいと思います!!
身体の中で「火」の勢いが強くなってしまう理由として…
まず、食事!
東洋医学でもやっぱり食事なんですね。
火に油を注ぐ、ということで、ジャンクフードや
脂っこい食事・甘いものを摂りすぎるといけません!
そして、ストレス!
思春期というのは、些細なことが気になってしまいがちですが
それでは、身体の中で気のめぐりが悪くなって渋滞してしまいます。
ストレスが溜まったときのイライラは、気の渋滞によるのです!
ストレスによる気の渋滞を解決する方法としては
「合谷(ごうこく)」「太衝(たいしょう)」のツボ押しがあります^^
・合谷…手の甲側の親指と人差し指の間。
・太衝…足の第1指(親指)と第2指の間を、足首に向かって
指を滑らせたときに止まるところ。
今回東洋医学の考え方をご紹介してみましたが、
西洋医学で言われていることと重なりますよね!
やっぱり大切なことは一緒なのですね!!
ニキビで悩まれている方は、ぜひ心がけてみましょう!
なかなか解消されない場合は、当院までご相談ください。