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2017/04/17
赤くならないためだけではない!日焼け止めの効果
海や山など屋外へのお出かけの際に活躍する日焼け止め。
赤くなってヒリヒリ…後日黒くなって皮がむけてきちゃった…
なんてことがないよう、しっかりと塗っておきたいものです。
しかし、日焼け止めの効果はこのような炎症を防ぐだけではないのです!
炎症を引き起こすのは、紫外線の中でも『B波』と呼ばれるものですが
これは、地表に届く紫外線のわずか5%です。
皮膚表面の表皮に強く影響し、ヒリヒリ(サンバーン)や
黒くなる(サンタン)状態を引き起こします。
『B波』だけではなく、『A波』というものもあります。
エネルギーは強くないのでB波のように目に見える変化は起こしづらいですが
照射量が多く(紫外線の95%)、また浸透力が高いので、皮膚の深くの真皮層まで影響します。
なんと皮膚表面に届いた『A波』の2~3割が、真皮にまで到達するといわれています。
真皮には、お肌の弾力のもとであるコラーゲンやエラスチンが存在しますし
またそれらを生み出す線維芽細胞もありますが、これらが『A波』によって損傷を受けます。
これが、シワやたるみの原因になってしまうのですね!!
もちろん、表皮の最下層、真皮の近くにあるメラノサイトにも影響し
メラニン色素の生成を増やして、シミの原因にもなってしまいます!
サンバーン・サンタン→B波
シミ・シワ・たるみ →A波 ということです。
ちなみに、B波の予防効果はSPF値で(数字なのでわかりやすい)。
A波の予防効果はPA値で(+表示なので少し地味…)わかるようになっています。
効果が高いと、お肌への影響も強くなってしまうので
生活状況に合わせて日焼け止めの種類を選び、しっかり塗っていきましょう^^
