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2026/03/18
寒暖差に負けない体づくり
少しずつ暖かくなり、春らしい日も増えてきましたね。
この時期は、「三寒四温」といわれるように、暖かくなったり寒くなったりの繰り返しで、体に負担がかかりやすくなります。だるい、疲れやすい、頭痛、めまい、肩こりなどの不調が出やすく外の環境の変化に体が適応できていないために起こります。
体が環境の変化に適応する力を高めることが、この時期の寒暖差に負けない体づくりの基本となります。
そこでポイントとなってくるのが「衛気(えき)」です。東洋医学で、体の表面を守るバリアのような働きをしているものを言います。
◆衛気(えき)の働き
・外的要因(風・寒・湿などの外邪)から身体を守る
・体温を調節する
・汗の量を調節する
衛気の働きが悪くなってしまうと、風邪をひきやすい、寒暖差で疲れやすい、冷えやすい、といった症状が出てきます。では、衛気の働きを強くするためには、どうしたら良いのでしょう?答えは、五臓のうち、特に「脾(ひ)」を整えること!です。
◆脾(ひ)の働き:食べ物からエネルギー(気)や栄養(血)をつくる
気は、エネルギー、パワーと言い換えることもできるので脾が弱ってしまうと以下のような症状が出てきます。
・胃腸が弱い、少食
・疲れやすい
・だるい
さらに、先ほどの衛気(えき)も気の種類のひとつなので、脾が弱ると、寒暖差に負けてしまう原因となります!
脾を元気にするためには、どのような生活を心がけたら良いかというと…
・冷たい飲食物を控え、温かいものをとる
・根菜類や発酵食品をとる
・よく噛んで食べる
つまり、胃腸に負担をかけない生活がおすすめです!!胃腸が元気だと、しっかり気がつくれるためエネルギーに満ちあふれて、寒暖差に負けない体をつくれます。さらに、脾でつくった気血が、体をよくめぐることも大切です。
体を動かすエネルギーや栄養が届かないということは、その部分をしっかり温めたり働かせたりすることができなくなるので、手足が冷えたり、偏りが生じてのぼせたり…筋肉がこり固まったり、自律神経が乱れたりしてしまいます。
・軽い運動(ウォーキングなど)
・ストレッチ
・入浴
・深い呼吸
画像はイメージです
上記のようなことをすれば、めぐりやすい体になります。衛気もしっかりとめぐるので、寒暖差にも強くなります!!
また、飲食物からエネルギーや栄養(気血)を作り出す脾だけでなく同じく五臓の「腎(じん)」の働きも忘れてはいけません!
腎は、生命力の源と考えられていて、エネルギーを蓄えています。腎が弱っていると、冷えやすく疲れやすい、寒暖差に弱い体に。腎を整え、しっかりとした生命力の土台をつくるために以下のことを意識しておきましょう。
・十分な睡眠
・過労を避ける
・体を冷やさない
・下半身の筋力を保つ
~治療院からのメッセージ~
寒暖差に負けない体をつくるためには、特別なことをする必要はありません。温かい食事、適度な運動、良い睡眠。こうした日々の養生を積み重ねることで、体は自然と環境の変化に適応できるようになります。
東洋医学では「正気存内、邪不可干」(体の力が充実していれば、外邪は侵入できない)と考えます。日々の生活習慣が、寒暖差に負けない強い体を育てていきます。


