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2020/09/05
鍼灸治療の種類 その3
前回、東洋医学系の2つの鍼灸治療について
・たくさんの経験に基づいて研究された医学である
・『経絡』や『経穴』を使って治療を行う
という共通する特徴をお話ししました。
では、中国式の治療と日本式の治療は
どこに違いがあるのでしょうか?
もちろん鍼灸治療は長い年月を経て
非常に多岐にわたっているため、一概には言えませんが…
今回は中国式、次回は日本式の治療の特徴について
ご紹介していきたいと思います!
~中国式~
身体の変化を、問診や触診・舌診などからとらえる。
・内臓(東洋医学でいう「五臓六腑」)の働き具合
・身体の中のエネルギーバランス …など
治療は、比較的太い鍼などを使うことが多く
また、刺激をする箇所も多いために、刺激は強め。
ひびきという、独特のジーン・ビーンとするような感覚を
強く起こさせることもある。
そのため、慣れないとびっくりしてしまうこともあるが
慣れるとこれがたまらない!となる方が多い(笑)
(もちろん、刺激少なめにしている施術者の方もいます!)
次回は、日本式の鍼灸治療の特徴について
お話ししていきます!!