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2019/09/14
ストレスと食欲低下・増加の関係とは? その3


今回は、食欲低下を起こしやすい体質についてお話しします。

 

 

①食欲低下のタイプ

ストレスによって肝の疏泄(そせつ)が障害されることで
肝の不調の影響を受けやすい脾胃(ひい)まで障害されるタイプ。
簡単にいうと、もともと胃腸が弱いタイプの方です。
ストレスを受けると食欲低下・腹痛・吐き気・下痢を起こしやすく
食が細い・顔色が良くない・やせ型であることが多いです。
体調不良が起こると、その方の弱いところに症状が出やすいのですが
このタイプは日頃から胃腸が強くない上に、ストレスがかかることで
より強く胃腸の症状が出てしまうのです。
治療としては、肝の疏泄(そせつ)を向上して全身のめぐりを
スムーズにしてあげることに加えて、もともと弱かった胃腸の働きを助け
正常に働くようにしてあげることなどが必要になってきます。
今回は、食欲低下を起こすタイプの体質についてお話ししました。
ストレスで胃腸に来る…という情報があれば、
その他に出てきやすい症状はもちろん治療法までわかります。
ただし、同じように食欲低下・腹痛・吐き気・下痢などを起こしていても
ストレスでなく食べ過ぎが原因の場合には、アプローチ方法が変わってきます。
この場合、実際の鍼灸治療では、使うツボ(経穴)や刺激量が変わります。
これも、症状が同じでもそれぞれの体質に合わせた
『オーダーメイド』の治療を行う、という鍼灸治療の特徴です。
 
次回は、ストレスによって食欲が増加してしまうタイプについて
お話ししていきますので、楽しみにしていてくださいね^^