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2019/04/20
東洋医学的な健康観とは?
前回まで、便のお話をしてきましたね。
尿や便は、東洋医学ではとても大切な情報源です!
なかなか日常で話題に出ることが少ないですが^^;
舌やお腹、脈をみたり、排せつの話をしたりというのは
東洋医学がちょっと特殊かな?と思われる部分かと思います。
今ではそんなに馴染みのものではなくなってしまった東洋医学ですが
実は明治時代以前は、鍼灸治療もごくごく一般に行われていたのですよ。
というわけで、今回は今あまり馴染みのない東洋医学に
再び馴染んでいただこうということで、東洋医学の健康観についてお話しします。
比較のために、まず西洋医学的な「健康」状態ってどんなものでしょう?
病気でなく、健康診断の結果も問題ない…という感じでしょうか。
“ゼロ”であれば健康、“イチ”になってしまえば病気。
その線引きが比較的ハッキリしているのが西洋医学かなと思います。
対して東洋医学ですが、病気である“イチ”の状態はもちろんですが
“ゼロ”と“イチ”の間に存在する値に、重きを置いています。
病気ではない、健康診断でも大丈夫。
でも毎日元気に過ごせているわけではない…
東洋医学ではこの状態を『未病(みびょう)』と呼んで
治療対象としています。
ですので、日頃何とかだましだまし動いていたり
栄養ドリンクを飲んだりして頑張っていらっしゃるような方こそ
鍼灸治療を受けにいらっしゃってください!
「これ!」という不調がなくても良いのです。
何となく「元気出ないなー」というときに、お気軽にお越しください。
当院は、きっとご健康のためにお役に立てると思います。