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2018/12/01
寒い日の痛み
12月になりました。
毎日寒い日が続きますね!
この時期、慢性的な痛みはもちろんのこと、
以前痛めたところまで痛い…と
「痛み」の症状が悪化することが多いです。
主な原因はもちろん、この寒さです。
鍼灸治療では、東洋医学はもちろん
西洋医学の考え方も用いて施術を行いますが、
東洋医学・西洋医学のどちらでも
痛みが悪化する原因の一つに寒さがあります。
それぞれどのように考えられているかというと…
〜西洋医学〜
寒さで交感神経が刺激されて血管が収縮
→手足や皮膚表面の血流が減る
→その部分の筋肉への血流も減る
→血流減少の危険信号として痛みが出る
〜東洋医学〜
寒さによって気血の流れが悪くなる
→あるところでは気血が行き届かない
あるところでは気血の流れが詰まる
→危険信号として痛みが出る
*気血
気…身体を動かすエネルギー・パワー
血…身体を動かすための栄養
…というように、どちらも寒さによって
全身のめぐりが悪くなってしまうことで
痛みが出る、と考えられています。
寒い時期はついつい暖かい屋内で
じっとしてしまいがちですが、
少し身体を動かしたりして
全身のめぐりを良くしてあげましょう!