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2017/02/20
この時期は「うつ」に注意?! その6
前回は、何らかのストレスをきっかけに
気血の流れが悪くなった『肝気うっ滞』についてお伝えしました。
今回は、ストレスが解消されず『肝気うっ滞』が進行していくと
どのようなことが起こり得るのかについて、お伝えします!
「ストレスがかかると胃が痛くなる」という話を
一度は耳にされたことがあると思います。
この現象を、東洋医学では『肝気犯胃(かんきはんい)』といいます。
さらに進行すると、胃とともに消化活動をしている腸に影響します。
スポーツのダブルスで、片方が不調であればもう片方の負担が増える…
負担が増えれば本来の動きができなくなる…というイメージですね!
胃腸の動きが障害されてしまうと、食べ物が上手く消化できません。
胸やけ、げっぷ、胸のつかえ、食欲不振、むくみなどの症状が出ます。
今回は、ストレスから生じた『肝』の不調が
胃腸の不調にまで波及する、というお話をしました。
次回はもっと進行した場合のお話です。
より「うつ」らしい(といったら変かもしれませんが)症状が出てきます〜。