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2019/04/05
過敏性腸症候群(IBS)ってどういう病気?脳と腸の繋がり編

前回は東洋医学的に、巡り担当の「肝」と胃腸のイメージである「脾」は
深く関わり合っているというお話をしました。
今回は“脳腸相関”というキーワードからお話しします。
ストレスで胃腸(→脾)が障害される、というのは
東洋医学の話だけではなく、皆さん耳にされたことがおありかと思います。
私たちが経験したり誰かから聞いたりして常識のように知っていることですし
現代医学でも非常に注目され、たくさんの研究がされています。
“脳腸相関(のうちょうそうかん)”といわれるものがそうです。
脳と腸が自律神経などを介して密接に影響し合っているというものです。
ストレスによって自律神経のバランスが乱れると、腸が不調に。
腸が不調になると、不調であることがストレスとなり脳に影響…
と相互に影響し合い、悪循環に陥っていきます。
東洋医学でも現代医学(西洋医学)でもストレスと胃腸の関係がいわれていて
そしてそれによる病の代表格が、過敏性腸症候群(IBS)なのです。
現代医学の知恵はもちろん、東洋医学の知恵も使って
治療のアプローチをしていくというのが、近道かもしれません。
次回は、東洋医学的な治療法について少しお話をしたいと思います!