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2022/04/30
風邪を引いてしまったら? その2

鍼灸でも風邪の症状を軽減させられる…本当でしょうか?

その真偽をお話しする前に、まず東洋医学における風邪について。

 

漢方や鍼灸のベースとなる東洋医学では、“風(ふう)”をはじめとした
度を越した自然界のエネルギーが身体に影響(侵入)してしまったとき
それを“風”の邪、「風邪(ふうじゃ)」=風邪(かぜ)といいます。 

 

例えば、北風の吹く冬の寒い日に薄着で出歩いたときには
“風(ふう)”に加え、“寒(かん)”の邪が体内に侵入します。

 

身体に入った風寒の邪は、寒気を引き起こしたりするわけですが
身体のほうも負けていられないと、発熱したりする…
邪と身体との戦いが繰り広げられるのが、風邪なのです。

 

戦いの場が、身体の表面だけで済む場合もあれば
もっと奥まで入り込んでしまう場合もあります。

 

さきほどお話しした葛根湯は、この戦いの場が
身体の表面だけの、風邪の初期に飲むと良いとされています。
初期でなければ、他の風邪に効く漢方薬を用いた方が効くことがあります。

 

このあたり、私たちの業務外になってしまうので
詳しくは薬剤師さんや登録販売者さんに伺ってくださいね^^

 

戦いの場が身体の表面なのか、奥なのか。
また主にどんな器官を障害しているのか。
こういったことから判断して、最適な漢方薬が選択されているのです。

 

このように、漢方薬は生薬の組み合わせでさまざまな状態に対応しますが
鍼灸も同じように、経穴(ツボ)の選び方や刺激方法・刺激量によって
一人ひとりの体質に合わせた、オーダーメイドの治療を行います。

 

漢方薬と使うもの(生薬か経穴か)が違うだけで、
同じように風邪の諸症状を軽減したりできるわけですね!

 

風邪以外のさまざまな症状にも対応することが可能ですので
お悩みの症状がありましたら、スタッフまでご相談ください^^