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2017/02/18
この時期は「うつ」に注意?! その5

前回まで、うつの基本的知識をお伝えしました。

今回は当院らしく東洋医学的な考え方などをお伝えします!

 

 

東洋医学でいう健康とはどんなものでしょう?

これは以前にもお話させていただきました。

 

健康=『気や血が全身を滞りなくスムーズに流れている状態』です!

 

健康の反対が不健康ですので、不健康を定義してみると…
不健康=『気や血が滞って詰まっている状態』となります。
この状態を、専門用語では『肝気うっ滞・うっ結』といいます。
このときの“うつ”は「うつ病・うつ状態」と同じ漢字を使いますが、
一般にいう「うつ」の症状を呈するのは、少し進行してからになります。
まず、気血がスムーズにめぐらなくなることから始まりますが
その原因は、ずばりストレスです!!
先に述べたように、仕事や私生活・気候から受けるストレスをきっかけにして
気血をめぐらせる肝の疏泄(そせつ)作用が障害されます(=『肝気うっ滞』)。
『肝気うっ滞』の症状は以下のようなものがあります。
・気分が落ち込みやすい、情緒不安定
・イライラしやすい
・ため息が出る
・胸やお腹が張りやすい、おならが出やすい
・頭やお腹などいろいろなところが痛みやすい
東洋医学でいう『肝気うっ滞』が、
うつの始まりだと捉えるとわかりやすいと思います。
この場合は、気血のながれをスムーズにして、
肝の疏泄作用をサポートしてあげるような鍼灸治療を行います。
次回は、もう少し病状が進行した場合についてお伝えします!