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2019/05/10
帯状疱疹が治っても痛い?
前回、帯状疱疹の一般的なお話をしました。
疲労やストレス、加齢などで免疫力が低下した後に
水ぼうそうのウイルスが再活動して、強い痛みを起こし
その後に水ぶくれ(発疹)が生じるものです。
ただ、この症状も例外がもちろんあり、人によっては
かゆみだったり違和感程度の軽いものだったりします。
治療法としては、抗ウイルス薬・鎮痛薬・外用薬(塗り薬)とありますが
この抗ウイルス薬、なるべく早く…遅くても発疹が出て3日までに飲まないと効きません。
症状がさほど強く出なかった場合や、帯状疱疹だとわからず放置してしまった場合
帯状疱疹自体は治っても、後遺症(帯状疱疹後神経痛)が残ってしまうことも。
また、帯状疱疹のウイルスは、多くは片側のひとつの神経が支配している
その部分だけに強い痛みや発疹を引き起こすのが特徴です。
しかしその神経が、目や耳などの感覚器、身体を動かしたりする神経と
大きく関わる神経だった場合、視力低下や難聴、麻痺や排尿障害を合併することも。
早く気づいて治療することが一番重要です!!
もし帯状疱疹後神経痛として痛みが残ってしまった場合も、病院での治療、
そして痛みにアプローチする鍼灸治療もありますので、ご相談ください。