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2020/08/29
鍼灸治療の種類 その2
今回は、東洋医学系の鍼灸治療についてお伝えします!
東洋医学系には、大きく分けて2つ。
中国から伝わった方法と、日本で独自に発展した方法があります。
鍼灸は、もともと古代の中国でできた治療法です。
そして長い年月を経て蓄積された経験によって
研究が重ねられ、精度の高いものへとなっていきました。
たくさんの経験に基づき、この部分に触れると身体に変化があるぞ!
というところを探し集めた結果、見つかったのが
『経絡(けいらく)』や『経穴(けいけつ=ツボ)』です。
東洋医学系はどちらも、この『経絡』や『経穴』を意識して
治療を行うというのが特徴のひとつとなっています。
ちなみに…
『経穴』はよく言うツボであり、ご存知の通り
その部分を刺激すると身体に何らかの作用を及ぼすところです。
『経絡』は『経穴』を系統別につないだ形で存在していて
『経穴』が駅なら『経絡』は線路にたとえられます。
『経穴』からの刺激が『経絡』をつたって全身に行き届いたり
また、身体の不調が『経絡』をつたって特定の『経穴』にあらわれたり…
『経穴』同様、『経絡』も治療する上で重要視されるものです。
2020/08/22
鍼灸治療の種類 その1
当院では鍼灸治療を行なっております。
最近は、美容鍼(美容針)などが注目されていますし
街中で「あ、ここにも鍼灸院!」とお気づきになる方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
今回から、鍼灸業界の裏話(?!)をしてみたいと思います。
一口に鍼灸治療といっても、実はいろいろな種類があります。
大きく分けると3つ…細かく分けたら数え切れないほど
さまざまな治療理論とその方法があります。
まずは今回、西洋医学系から。
西洋医学に基づいた鍼灸治療では、筋肉の場所や働き、
神経・血管の場所を考えて、鍼やお灸で刺激をしていきます。
たとえば、肩こりのときには肩の筋肉、腰痛のときには腰の筋肉に
というように、症状がある部分を中心に治療を行います。
しかし、身体というのはひとつひとつのパーツが連動して動くので
問題を起こしているパーツだけでなく、関連があるとされる
離れたところにあるパーツへも治療を行うことがあります。
また、治療の補助としてさまざまな医療機器を併用することがあります。
当院で使用しているものには、以下のようなものなどがあります。
・マイクロカレント(微弱電流)
・レーザー
・ライズトロン(超短波)
症状がある部分を中心に治療を行うことが多いため
なぜそこに鍼やお灸をするのかが、比較的わかりやすいのが特徴です。
次回は東洋医学系についてお送りします!!