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新着情報

2020/05/07
コロナの影響で不調…解消のキモは?

心も身体も何だかつらい…

もう無視できなくなってきた!という方に。

 

東洋医学の観点から、健康でいるためのキモをお伝えします!

 

 

以前、こちらの記事で今の季節と

新型コロナウイルスの影響による自粛生活で起こりやすいのは

肝(かん)の疏泄(そせつ)作用の失調だとお話ししました。

 

イライラ、身体の痛み、イライラ、気分がすっきりしない、便秘…

そういったものすべてが、この疏泄作用の失調に関連して起きています。

 

疏泄作用というのは、エネルギーや栄養を身体のすみずみまで届ける

いわば全身のめぐり・流れをつかさどる作用です。

 

 

この疏泄作用を、手っ取り早く整えることができれば

それが健康への近道ということになります。

 

では一体何をすれば良いのでしょうか?

 

滞ってしまった流れを、スムーズに流れるよう導くためには。

まず滞る原因を知り、それを解消するために積極的に流す行動をしましょう!

 

 

滞る原因としては、自粛生活や不安感から来る

身体と心両方の活動性の低下が考えられます。

 

①身体の活動性低下には…

散歩、ストレッチなどをする

大げさに考えず、日頃動かさないところを動かすだけでも効果的

 

②心の活動性低下には…

前回お話した「こころのABC活動」のように

楽しい・やって良かったと思えることをする

 

 

健康への近道…というには地味に見えるかもしれませんが

ローマは一日にして成らず、健康も同じです。

 

あまり気負わず、できる範囲で少しでもしてみてください^^

 

 

次回は、もう少し直接的に肝の疏泄作用を整える

効果的な経穴(ツボ)などをご紹介します。

2020/05/06
これってうつ?心を健康に保つには

新型コロナウイルスの影響が続いていますね。

先日も、緊急事態宣言が5月末まで延長されました。

 

すでに2ヶ月…いつまで続くかもわからない…

身体も心も、疲れてしまいますよね。

 

・面倒くさく感じる

・ため息をつく

・ぼーっとする

 

こんな状態になっていませんか?

 

 

3つの頭文字をとり、心の「メタボ」と言われるのが、うつ気分。

適切な対処をすれば、時間とともに解決されるものですが

放っておけば、深刻なうつ病に陥ってしまうこともあります。

 

うつ…よく聞きますが、どう対処すれば良いのでしょう?

 

 

まず、なかなかやる気が出ず、面倒くさく感じやすいですが

そのまま何もしないでいるのは、あまり良くありません。

 

少しでも行動することで、楽しさ・気分が良くなった感じを得れば

自然と少しずつやる気も出てきます。

 

みなさんも、何となく片付けしたくないなーと思った日でも

いざ始めてしまえば、綺麗になっていく実感とともに

片付けできていた!ということ、ありますよね。

 

 

では、具体的にはどんなことをすれば良いのでしょう?

今回は『こころのABC活動』というものをご紹介します。

 

●A(Act,アクト)

・心のアクト…趣味や好きなことをする

・体のアクト…体を動かす(運動、家事)

・人とのアクト…友人や家族と話をする

●B(Belong,ビロング)

何かの組織・集まりに参加する

●C(Challenge,チャレンジ)

・献身する…相談に乗る、ボランティア、動植物の世話など

・チャレンジする…新しい挑戦や勉強など

 

 

A(アクト)の、趣味や好きなことをするというのは

ストレス解消法としてもイメージしやすいですね。

 

その他にも、新しいことをしてみたり、人の役に立ったり

誰かと話すことでも、気分の改善に繋がるとされています。

 

 

今でしたら、こんなことをしてみたらいかがでしょう!

・人の少ない道を散歩してみる

・家族と一緒に料理をしてみる

・離れている家族と、電話やテレビ電話をしてみる

・オンラインの勉強会や集まりに参加してみる

・植物を育ててみる

 

ちなみに私は最近、自宅でぬか漬けを始めました。

美味しく健康にも良いぬか漬けができますし、

少しずつ変化するぬか床の状態(乳酸菌たち)をお世話するのも楽しいです。

 

そんなことで…?と思わず、小さなことでも楽しんでいると

意外にも、日常生活に大きな変化をもたらしてくれますよ。

 

こころが本当に疲れて動けなくなってしまう前に

ぜひ、何か少しでも良いので行動してみてくださいね^^

 

 

もし、何もする気が起きない、楽しいとも思えないような状態が続き

日常生活にも支障が出るような場合は「うつ病」の可能性もあります。

 

病院に行きづらい現状ではありますが

辛いときは我慢せず医療機関等にご相談ください。

 

 

一日でも早いコロナウイルスの終息と

みなさんのご健康をお祈りしております。

 

2020/05/02
イライラは身体の痛みに変わる

前回、春そして新型コロナウイルスの影響が大きい今

「イライラ」の感情が強く出やすく、

またその「イライラ」により身体に不調が出やすいとお伝えしました。

 

その理由を、東洋医学的に説明していきたいと思います。

今の身体の状態を把握することができれば、セルフケアもできますよ!

 

 

今回はまず「イライラ」という状態が一体どういうものであるかです。

 

みなさんはどのようなときに「イライラ」を感じますか?

物事が思ったようにいかない、期待とは違う…

そのようなときではありませんか?

 

〈順調〉にいかないときに「イライラ」するのですね。

 

 

では、身体の中のことを考えていきます。

身体の中が〈順調〉といわれて、どういうイメージが浮かびますか?

 

・血のめぐりが良い

・痛いところがない

・機嫌が良く、やる気に満ち溢れている

・便など排出すべきものが排出されている

…こんな感じでしょうか?

 

 

実は、イメージしていただいたように身体を〈順調〉に保つ上で

最も重要な働きをしているのが、肝(かん)です。

 

肝は、西洋医学でいう臓器と近い、五臓六腑(ごぞうろっぷ)の一つで

その働きに疏泄(そせつ)作用というものがあります。

 

疏泄(そせつ)作用とは、身体が働くために必要なエネルギーや栄養を

すみずみまで運んでいる、ということです。

 

 

肝の疏泄(そせつ)作用が〈順調〉であれば

エネルギーや栄養(まとめて気血)がスムーズに運ばれますが、失調すれば

気血がスムーズに運ばれなく(=気血のめぐりが悪く)なってしまいます。

 

つまり肝の疏泄(そせつ)作用が〈順調〉にいかなくなれば

・血のめぐりが悪い

・痛いところがある

・「イライラ」したり気分がすっきりしない

・老廃物、便が出ない

…という状態になる、ということです。

 

 

「イライラ」しているな、と感じたとき。

精神的な「イライラ」だけでなく、身体的な影響も生じているのです。

 

身体の中のことは目には見えないですし、

不調も基本的にはゆっくり進行していくので気づきづらいです。

 

そのまま「イライラ」を溜め込んだ状態でいれば

身体の中の不調もどんどん悪化していってしまいます。

ぜひ早め早めの対処をしていきましょう!

 

 

そのためにも前回お話したように、

少しでもゆったりと過ごしたり、楽しむ時間を作りましょう。

 

なかなか「イライラ」が解消されない場合には、

肝が病的な状態にあるのかもしれません。

そんなときは、ぜひ当院にご相談ください。

みなさまの健康の一助となれば幸いです。

 

一緒に、今を乗り越えて行きましょう!

2020/05/01
新型コロナウイルスの身体への影響

新型コロナウイルスの影響が続きますが

みなさまいかがお過ごしでしょうか?

 

・在宅勤務になったけれど、勝手が違うので大変

・仕事柄、在宅勤務にできず、感染への不安を抱えている

・外出できず運動不足になっている

・ストレス解消が難しくイライラすることが増えた

 

 

自由に外出できず、お家の中でできることも限られていますね。

どうしても強くストレスを感じてしまいがちな今です。

 

東洋医学的に、もともと春は「イライラ」の感情が強く出やすい時期です。

 

時期に加えて、新型コロナウイルスの影響もある今、

身体の中は「イライラ」でいっぱいになっているかもしれません。

 

「イライラ」を上手く解消できずにいると、痛みなど

身体への影響も大きくなってきてしまいます。

 

ですので、今はできるだけゆったりとした気持ちで

いられるように心がけてみてくださいね。

 

 

こんな中ですが、いろいろな方が「お家の中でもできること」

「こんな今だからこそ楽しめること」を見つけて、発信してくれています。

 

なかなか気力も出ない日もあるかもしれませんが、少し元気な日は

自分の好きなこと、楽しい・楽しそうだと思えることを探してみてください。

 

たとえば、YouTubeなどの動画サイトを見ているだけでも

偶然面白いことに出会えるかもしれません。

 

 

 

家の中ではなかなか難しい、何をやっても効果が出ない…

そんなときは、当院にご相談ください。

 

鍼灸は身体の痛みを取るだけでなく、

心をリラックスさせるなどの効果もあります。

 

また、施術を受けられる際に、何かご不安なことがあれば

お気軽にお電話ください。お待ちしております。

 

 

どうか、できるだけ早く、いつも通りの生活が戻ってきますように。

みなさまがご健康でいられますよう、お祈りしております。

2020/05/23
五月病になっていませんか? その4

今回は、五月病のセルフケアをお伝えします!!

 

五月病は、“肝気うっ結”という

全身のめぐりが悪くなってしまっている状態なので、

このめぐりを整える方法についてお伝えします!

 

 

東洋医学でいう身体の構成成分である、気・血・水は

以前お話しした、経絡を通り道にしています。

 

経穴(ツボ)が駅で、経絡はそれをつないでいる

線路の役割をしているもの。でしたね!

線路と同じように、気・血・水を運んでいます。

 

“肝気うっ結”は、全身のめぐり、すなわち

この経絡の通りが悪くなってしまっているのです。

 

 

経絡の通りをよくさせるためにはどうすれば良いのでしょう?

 

答えは意外と簡単!!

こっちだよ~と道案内、誘導してあげれば良いのです!

 

誘導の方法にもいろいろあるのですが、

例えば、詰まっている近くの経穴を刺激することもそうです。

 

セルフケアとして簡単にできる方法は

経絡の流れに沿って身体を撫でてあげること!

 

 

身体を通る経絡(主に14本)は流れる方向が決まっていますが、

手足の、皮膚の薄くて色の白い、内側の部分は手足の先から体幹へ

皮膚の厚くて色の黒い、外側の部分は体幹から手足の先へ流れています。

 

まず内側を手足の先に向かって撫で、帰ってくるときに今度は

外側を撫でるとやりやすいと思います。

 

 

たったこれだけ?と思われるかもしれませんが

何回か撫でているだけで、何となく気分がスッキリしますよ!

 

お風呂に入りながら…テレビを見ながら…

リラックスタイムにぜひ行なってみてください^^