新着情報
2020/02/29
花粉症を改善するには?
この時期つらい〜という方が増える花粉症。
今や日本の国民病となっていますね。
花粉症に悩む方はいろいろ対策をされると思います。
マスク、ゴーグル、お茶などなど。
その中には漢方を取り入れられる方もいるのでは?
花粉症で有名な漢方として、小青竜湯というのがあります。
鼻風邪や喘息のときにも使われます。
この小青竜湯、花粉症だからとただ飲んだ場合
効かない人が何と4割もいるそうです。
どういうことかというと、漢方も鍼灸も
いろいろな情報からその人の体質である
「証」を判断し、
それに合った薬を出したり鍼や灸を施したりします。
つまり、体質を考えずにただ症状から服用したのでは
効果が見られにくい場合があるのです。
逆に、体質を考えて服用した場合は
8割以上に効果が見られたそうです!!
鍼灸も、しっかりと一人一人の体質を見てから施術すると
すごく効果が見られやすくなります。
花粉症対策として、セルフケアに加えてみたい方は
ぜひお気軽にお声かけください!
2020/02/22
【東洋医学のお話】季節の変化 その3
前回の答え合わせです!!
春は、「陰」が強かった冬から「陽」が強まる夏に向けて
身体を少しずつ活動モードにしていく時期です。
「陰」から「陽」への移行期なので
ちょうど半分ずつ!と思いがちですが、
「陰」がほとんどの状態から
少しずつ「陽」の分量が増えてきている状態が春です。
このだんだん増えていく、というのがポイントですね!
人生楽ありゃ苦もあるさ〜♪ではありませんが、
季節を通して絶えず「陰」と「陽」の波があるのです。
この波にうまく乗れれば健康でいられますし、
そうでなければ体調を崩してしまいます。
少しずつ活動的にならなければいけないのに寝てばかりいたり、
逆に急に無理をしすぎたり
(新年度や新学期を迎えるので、多いですね!)
といった生活をしがちな方は
春の体調管理、ぜひお気をつけください!
2020/02/15
【東洋医学のお話】季節の変化 その2
前回お話しした四季の変化について、
今回は少し掘り下げてみようと思います!
季節によって変化する主なものとして
「陰」と「陽」があります。
これは東洋医学独特のものの捉え方で、
物事の性質によって、活動的なものは「陽」・落ち着いたものは「陰」などというように
すべての物事をこの二つのどちらかに分類します。
例えば、世の中にはいろいろな性格の人がいますが
ざっくりと、陽気な人!陰気な人!と分けられるような感じですね!
季節の変化のピークは夏と冬です。
夏は、何となくレジャーに出かけたくなったり明るい気分になりますね。
これが身体の中で「陽」が一番強まった状態です。
逆に冬は、外は寒いからとあまり出かけなくなったりまったり過ごしたい気分になりますね。
これが身体の中で「陰」が一番強まった状態です。
では春はどうなのでしょう?
また次回詳しくお話しします!
2020/02/08
【東洋医学のお話】季節の変化 その1
節分も終わり、立春を迎えましたね。
暦の上では春となり
少しずつ暖かい日も増えてきました!
昔から四季折々の変化を楽しむ文化がある日本ですが、
医学も同様に、四季による変化を見つけて対応してきました。
例えば、寒い時期に冷えた体を温めるのはショウガだ!など
東洋医学は、経験から得た知恵による身近な医学なのです。
用語はちょっと馴染みづらいですが(^^;;
西洋医学だと季節によって治療法が変わる、ということはあまりありませんが
東洋医学は季節によって、さらにその日のお天気によっても治療法が変わることがあります。
なので施術者には熟練した技だけでなく
豊富な経験が求められるのですね!
当院の経験豊富な先生方の治療で、ぜひ健康を手に入れてください!!