新着情報
2019/08/24
変形性膝関節症の鍼灸治療 その5
では、変形性膝関節症の鍼灸治療はどのように行なうか。
ひとつの例をご紹介したいと思います!
ちなみに…
今回お話しするのはあくまでひとつの例であり
体質やその程度には個人差があります。
実際にはお一人お一人に合わせた、
オーダーメイドの治療を行なっていきます^^
まずは、膝まわりの血行を良くしていきます。
血行を良くすることで、痛みを引き起こしている物質を洗い流します。
これにより、溜まっていたお水をスッキリさせることにもつながります!
さらに、足の筋肉を鍛え、柔軟にしていきます。
筋肉が弱くなっていると膝に負担がかかりやすくなりますし
膝の動きも悪くなってしまうため、適度に筋肉を動かしていきます。
東洋医学では、“水分代謝”を行う「脾胃」の働きを良くしたり
膝の動きと関連の深い「腎」を強くしたりします。
治療と同時に、日常生活では、運動不足にならない、
そして膝に負担をかけすぎない程度の運動をすると良いですね!
身体の重みはずしっと膝にかかるため、
体重をしぼることが必要な場合もあります。
変形性膝関節症は、ある日突然起こる疾患ではなく
少しずつ少しずつ変化してきたことによって起こります。
つまり、負担のかかる生活を送っていると
それだけ変形性膝関節症になりやすく、悪化しやすくなりますが
痛みを改善させるためには、その生活を変えなくてはなりません。
今までの生活を変えることは簡単なことではありませんが、
つらいことも、一人で頑張るよりも誰かと一緒に頑張れば
何とか乗り越えられるのではないでしょうか?
変形性膝関節症でお悩みの皆様はぜひ、
当院スタッフとご一緒に、頑張ってみてはいかがでしょうか!
精一杯お手伝いさせていただきます!!^^