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2019/04/03
過敏性腸症候群(IBS)ってどういう病気?肝から脾へ編

新年度が始まりましたね。

 

新しい環境になるのが楽しみで仕方ない

という方もいらっしゃるかと思いますが、

多くの方は多かれ少なかれ緊張感があるのではないでしょうか?

 

今回はその「緊張」も関係してくる内容で

過敏性腸症候群(IBS)のときに、前回までの「肝(かん)」だけでなく

「脾(ひ)」も障害されやすいというお話です。

 

※「脾」は現代医学の脾臓とは少し異なるもので
 メインの働きは消化吸収なので、胃腸と言い換えるとわかりやすいと思います。
 
全身の気血(エネルギーや栄養)をスムーズに巡らせる働きの「肝」は
のびのびした環境でこそ順調に働きますが、強い緊張やストレスを受けると
気血の巡りが滞り、「肝」が障害されてしまいます。
緊張状態…息が詰まるなどと言いますが、実際に息を止めてみてください。
そのまま手足を自由に動かそうとしても動かしづらいですよね。
動かないということは、つまり気血の巡りも止まってしまうのです。
巡らなければ、巡りを担当している「肝」が上手く働けない、当然ですよね。
「脾」は「肝」の近くにあり、また働きという意味でも
「肝」からの影響を受けやすいといわれています。
食べ物は、口から消化管に入り最終的に肛門から出ていく…
この上から下への流れなど(→肝がスムーズに流れさせ、巡らせている)が、
「肝」が障害されることによって上手くいかなくなるのです。
例えば、ストレスで吐いてしまう場合も
「肝」から「脾」に影響し、消化管の流れが阻害されて逆流している
と考えると「肝」と「脾」の関わりが深いことがわかると思います。
今回、東洋医学的に「肝」や「脾」のちょっと詳しいお話をしてみました。
次回は少し、最新の現代医学のお話も交えながらお話していきたいと思います^^