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2019/04/01
過敏性腸症候群(IBS)ってどういう病気?性格と五臓六腑編
前回までに、過敏性腸症候群(IBS)の症状や
西洋医学的なアプローチの方法をご紹介しました。
では、東洋医学的にはどのように考え、どう治していくのでしょう。
今回から少しずつお話ししていきたいと思います。
【過敏性腸症候群(IBS)になりやすいタイプ】
・真面目
・完璧主義
・人目を気にしやすい
・ささいなことで落ち込む
・感情の起伏が激しい
・緊張しやすい
・胃腸が弱い
という感じですが、いかがでしょう?
当てはまるものはありましたでしょうか?
ストレスを抱えやすい体質であり、お腹に影響しやすい体質でもある…
東洋医学では、特に五臓六腑のうち「肝」や「脾」に問題があると考えます。
(※五臓六腑とは、西洋医学でいう臓器のようなもので
肝・心・脾・肺・腎・(心包)の五臓、胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦の六腑がある)
「肝」は、全身の気血(エネルギーや栄養など)の巡りをスムーズにするもの。
調子が良いと、のびのびした気分となり、五臓六腑も順調な働きが行われます。
→ストレスがかかる(のびのびできない)と巡らせることが困難になり「肝」が不調に!
のびのびした性格か、またそのような環境にいるか、というのも
東洋医学では診察をさせていただく上で重要な情報なのですよー!
患者さんの全体を見て治療を行うのが東洋医学なので、
お腹の症状なのに性格診断?!とびっくりしないでくださいね^^
次回は「脾」に関わっていくところもお話ししていきます!