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新着情報

2019/09/28
眠れない…不眠を改善するには! その1

皆さんは、夜ぐっすり眠れていますか?

 

毎日よく寝て朝スッキリ!!という方もいらっしゃるとは思いますが

近年やはり、よく眠れない方が増加しているそうです。

睡眠導入剤のCMなどもみられるようになりましたものね。

 

調査によると、日本人の5人に1人が不眠症だとか!!

 

 

一口に「眠れない」といいますが、不眠症には3つのタイプがあります。

 

①入眠障害  寝付くのに30分~1時間以上かかる

②中途覚醒  翌朝までに何度も目が覚める

③早朝覚醒  希望する時間の2時間以上前に目覚めてその後眠れない

 

不眠症は20代くらいから増え始め、50~60代でピークとなっています。

特に、②中途覚醒や③早朝覚醒などは、加齢とともに増加傾向があります。

 

 

よく眠れないとどうなるか。そう、日中の生活に支障が出てきますね!

1~2日でしたら何とか頑張れるかもしれませんが、

それが日常的に続いてしまうと本当に身体にこたえてしまいます。

 

毎日ぐっすり寝て、スッキリ目覚めて、気持ち良く過ごすためにも

その不眠、何とか解決しましょう!!

 

今回から『不眠』とその改善についてお話ししていきます^^

 

2019/09/21
ストレスと食欲低下・増加の関係とは? その4

前回に引き続いて今回は、ストレスによって

食欲増加が起こる体質についてお話をしていきます!!

 

 

②食欲増加のタイプ

 

 

ストレスによって肝の疏泄(そせつ)が障害されることで
身体の中に余分な熱が溜まりやすいタイプ。
余分な熱…というのが少しわかりづらいので説明しますね!
全身のめぐりが滞っている状態というのは、
車の渋滞をイメージしていただけると理解しやすいと思います。
どこかで事故(つまり)が発生してしまっていると
どんどん渋滞の列は長くなっていってしまいますよね。
身体の中でいう車は、全身を流れる気や血(けつ)であり
これらは身体を元気にするもとや栄養分です。
届いたその場所を温めることで働かせてくれる成分でもあります。
それがつまりによって渋滞してしまうと
その部分に多くの熱が集まることになります。
これが、余分な熱が溜まってしまった状態、ということです。
身体のめぐりが悪くなり、余分な熱が溜まるとどうなるか…
イライラしやすくなって、怒ったときなどすぐ顔が赤くなったり
首や肩がこりやすくなったり、のぼせ気味になったりします。
暖房やお風呂をイメージしてください。
温かいものは、上の方に溜まりやすいですよね!
人の身体もそれと同じで、熱というのは上に溜まりやすいものなのです。
このように身体の上部に熱が溜まると様々な症状が生じてしまいます。
そこで身体としては「何とかこの状態を脱したい!!」と頑張ります。
上に偏っていた熱を、少しでも下に下げようと頑張るのです。
具体的には、下への方向性を持つ身体の働きを多くするのですが、
この働きというのが、胃のもつ和降(わこう)作用です。
和降(わこう)作用というのは、食べ物を腸に送る作用です。
緊張しているときにお水を飲むと、少し落ち着きますよね!
それが胃の和降作用によってもたらされています。
食べ物を食べるとイライラが落ち着く…ということで
身体が「どんどん食べて、どんどん和降していけば
下に下げる力が強まりイライラを少しでも抑えることができる!!」と
疏泄(そせつ)が悪くなった状態に対応しようとしているわけですね!
ストレスによって肝の疏泄(そせつ)が悪くなると
このように胃の和降(わこう)作用を利用するのですが、
根本的な原因であるストレスが解決されないままだと
常に食べ続けなくてはいけなくなってしまうのです!
暴食が原因で太ってしまい、またイライラ…なんて悪循環にも!!
そこで鍼灸治療では、根本的な原因である肝の疏泄(そせつ)を助け
身体の中の渋滞を解消するとともに、
身体に溜まってしまった余分な熱を取っていきます。
鍼灸治療では、根本的な原因に対してのアプローチが可能なのです!
長くなってしまいましたが…
ストレスによって身体に起こる変調は人それぞれ。
体質に合った治療を行い、またその体質を改善させることが大切です。
体質改善することで、症状が出ないよう予防することもできるのです!
だから鍼灸治療は『予防医学』ともいわれるのですね。

2019/09/14
ストレスと食欲低下・増加の関係とは? その3


今回は、食欲低下を起こしやすい体質についてお話しします。

 

 

①食欲低下のタイプ

ストレスによって肝の疏泄(そせつ)が障害されることで
肝の不調の影響を受けやすい脾胃(ひい)まで障害されるタイプ。
簡単にいうと、もともと胃腸が弱いタイプの方です。
ストレスを受けると食欲低下・腹痛・吐き気・下痢を起こしやすく
食が細い・顔色が良くない・やせ型であることが多いです。
体調不良が起こると、その方の弱いところに症状が出やすいのですが
このタイプは日頃から胃腸が強くない上に、ストレスがかかることで
より強く胃腸の症状が出てしまうのです。
治療としては、肝の疏泄(そせつ)を向上して全身のめぐりを
スムーズにしてあげることに加えて、もともと弱かった胃腸の働きを助け
正常に働くようにしてあげることなどが必要になってきます。
今回は、食欲低下を起こすタイプの体質についてお話ししました。
ストレスで胃腸に来る…という情報があれば、
その他に出てきやすい症状はもちろん治療法までわかります。
ただし、同じように食欲低下・腹痛・吐き気・下痢などを起こしていても
ストレスでなく食べ過ぎが原因の場合には、アプローチ方法が変わってきます。
この場合、実際の鍼灸治療では、使うツボ(経穴)や刺激量が変わります。
これも、症状が同じでもそれぞれの体質に合わせた
『オーダーメイド』の治療を行う、という鍼灸治療の特徴です。
 
次回は、ストレスによって食欲が増加してしまうタイプについて
お話ししていきますので、楽しみにしていてくださいね^^

2019/09/07
ストレスと食欲低下・増加の関係とは? その2

強いストレスにより、身体のめぐりをスムーズに行う

肝(かん)の疏泄(そせつ)という働きが障害される…

というお話を前回させていただきました。

 

 

ここからの反応には個人差があり、それによって

食欲が低下したり、逆に増加したりと違いが出てきます。

 

ではその個人差とは何の差によるものかというと

生まれつき、もしくは生活習慣・食生活によって作られた

『体質』の差によるものです!

 

身体が何か障害を受けたときには、

その人の弱いところに影響が出やすいのです。

 

 

例えば、大勢の人の前で話すような状況があったとします。

緊張する人と、まったく緊張しない人とがいますよね。

 

緊張しない人(①)は、身体への影響はほとんどないかもしれませんが

緊張する人は、声が震え、手足が震え、顔は真っ赤…(②)

またある人は、声が震えたりはしないものの、冷や汗だらだら…(③)

 

 

①は、ストレスに強く、肝の疏泄に影響が出にくいタイプ。

②③はストレスに弱く、肝の疏泄に影響が出てしまうタイプ。

 

また、②の場合は、肝への影響が強く

“内風(ないふう)”という状態になっていることが考えられます。

全身のめぐりが不安定になっているとともに、余分な熱が発生しています。

 

③の場合は、全身のめぐりのうち特に「気」のめぐりが障害されて

汗を出したり抑えたりする働きが乱れています。

 

 

緊張もストレス状態のひとつですが、今回は目に見える反応を例に

体質による個人差が生じることをお伝えしました。

 

次回はいよいよ、目に見えない身体の中の反応、

食欲低下と食欲増加が起こる体質についてお伝えします!