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2019/03/30
過敏性腸症候群(IBS)ってどういう病気?西洋医学的治療編
前回からお話ししている、過敏性腸症候群(IBS)についてです。
精神的な影響によって症状が出て、さらに精神的な病気
(うつ病やパニック障害など)を合併しやすい病気です。
東洋医学だけに頼れ!と言いたいわけではありませんので
まず西洋医学的な治療のご紹介をしておきます。
基本方針としては「生活習慣の改善」。
バランスの良い食事と適度な運動、睡眠・休養、ストレス発散…
できれば良いけれど、なかなか完璧には…というのが私たち現代人です。
頑張っても症状が改善されない場合には、お薬を使います。
まずは腸のベースを整えるため、乳酸菌などの菌製剤や
腸の運動や水分量を調整する薬、下痢や便秘に合わせた薬などなど。
漢方薬や、アレルギーの関与が疑われるときは抗アレルギー薬、
抗うつ薬や抗不安薬などが使われることも。
心理療法が行われることもあるそうですよ。
このような感じで治療が行われている過敏性腸症候群(IBS)ですが、
では東洋医学ではどのように考え、どうアプローチしていくのでしょう!
長くなってしまったので、また次回に^^
2019/03/28
過敏性腸症候群(IBS)ってどういう病気?概要編
「過敏性腸症候群(IBS)」という病気をご存知ですか?
聞いたことがない方も多いかもしれませんが
実は10%くらいの方がこの病気といわれています。
慢性的にお腹の痛みや不快感(排便するとスッキリ)があり
下痢もしくは便秘(両方のことも)を繰り返すのが特徴です。
緊張すると下痢してしまう…定期的に便秘になる…
という方、実は過敏性腸症候群(IBS)かもしれません。
この過敏性腸症候群(IBS)という病気には、ストレスが大きく関わっています。
ストレスがかかると、腸の収縮運動が激しくなり
また腸が知覚過敏状態になるため、お腹の痛みと下痢・便秘が起こるのです。
ストレスによって症状が出る過敏性腸症候群(IBS)ですが、
精神的な不調を合併しやすいというのも特徴です。
・うつ病…約30%
・パニック障害…15~40%
・原因不明の身体症状…25~30%
過敏性腸症候群(IBS)は、身体だけでなく
心も元気になる必要がある病気なのです。
どうやら東洋医学がお役に立てそうな病気ですよね!!
少し長くなってしまったので、また次回詳しくお話しします。
2019/03/26
心も身体も「健康」ですか?
あなたは健康ですか?と聞かれたとき
胸を張って「健康です!」と言えますか?
普段から運動をしているから、健康です!
特に病気もなく暮らしているから、健康です!
本当でしょうか?
…ちょっと意地悪な言い方でしたね^^;
「健康」といっても、人それぞれ考え方が違います。
ですがきっと、身体だけでなく、心も。
どちらも元気でなければ、健康ではない。
そう言えば、頷いてくださる方は多いのではないかと思います。
鍼灸のベースとなっている東洋医学には
『心身一如(しんしんいちにょ)』という考え方があります。
これは、心と身体は、切り離せないひとつのものという意味です。
ストレスからお腹が痛くなる…という現象が起こることからもわかるように
心と身体は相互に影響し合っているものなのです。
最近では、西洋医学(現代医学)の領域でも
心と身体のつながりを示すデータが続々と出てきていて、とても注目されています。
実は東洋医学では当たり前のことだったのですが、
こうして西洋医学的なデータにも裏付けされるというのは嬉しいことです。
(東洋医学は良くも悪くもあやしいと言われるもので…笑)
心と身体のつながりについては、また詳しくお伝えします!
当院では、心優しいスタッフが
身体だけでなく心も元気にしてくれますよ^^
2019/03/18
疲れが取れない、イライラ…そんなときは!
鍼灸院にいらっしゃるときは、
必ずしも○○病ですと診断を受けたりしていなくても構いません。
むしろ、病気…とまでは言えないけれど
日常生活を送るのにつらさを感じている、そんな方こそ
鍼灸院での施術をオススメします!
例えば、いつもなかなかパワフルに動けず
動いたらすぐに疲れて、その疲れがずーっと取れないという方。
また、常にストレスを受けていて、便秘気味だったり
イライラしやすくてついつい食べすぎちゃうという方。
病気じゃなさそうだけど元気でもない…
そんな状態を、鍼灸施術のベースとなっている東洋医学では
「未病(みびょう)」といい、治療の対象にしています。
長年のモヤモヤ、当院でスッキリさせることができるかもしれません!
こんなことで…と思わず、どうぞお気軽にご連絡ください^^
2019/03/13
鍼灸マッサージ院って、いつ行くの?
鍼灸院やマッサージ院って、どういうときに行ったら良いの?
よくわからない…というお声をときどき耳にします。
さらにお話を伺うと、鍼灸院(マッサージも含む)というと
ぎっくり腰になったら行く。
肩こり、腰痛がひどくなったら行く。
え、あとはどんなときに行ったら良いのですか?
と大体このように返されます。
もちろん、ぎっくり腰でも
慢性的な肩こりや腰痛のときでもぜひいらしてください。
それ以外はどんなときに…?
明らかに病院での処置が必要なときは
当院ではなく、必ず病院に行くようにお願い致します。
例えば、高所から転落して骨が折れているかも…
お腹激痛があって冷や汗が出ている…というときなど。
他にも、これは○○科にかからなくては!というのが
すぐわかるような場合は、そちらを受診なさってください。
それ以外のときは、鍼灸マッサージ院での施術が適応となる
可能性が大いにありますので、ぜひお気軽にご連絡ください!
鍼灸マッサージの適応となる疾患はとても多いので、
お電話等いただいた方がスムーズかと思います^^
頭痛、慢性的にお通じの調子が優れない、
イライラして更年期かも…?
疲れやすくて栄養ドリンクが手離せない!
という症状の方も多くいらっしゃっています。
病院に行くほどでもないかな?でもつらいな…
そんな症状がありましたら、ぜひ当院にご相談ください!^^