新着情報
2018/08/18
薄毛・脱毛の原因とは? その2
前回お伝えしたように、薄毛・脱毛には
「血(けつ)」の状態が大きく関わっています。
身体の中のうるおい・栄養分である「血(けつ)」ですが
特に髪との関係が大きいものだといわれています。
それを示す言葉に、“髪は血余(けつよ)”というものがあります。
つまり、髪は身体の中で余った分の血を利用して
成長したりうるおったりしているものなのです。
「血(けつ)」の栄養で成長し、うるおっているのですが
不足によって、薄毛や脱毛、髪のパサつきにつながってしまうのです。
薄毛・脱毛の大きな要因となりうる、
①加齢、②妊娠出産、③ストレスについて
次回から、東洋医学的な考え方をお伝えします!
2018/08/11
薄毛・脱毛の原因とは? その1
最近、シャンプーの際に髪がよく抜ける…
朝起きると枕にごっそり髪がついている…
部屋の掃除をすると髪がたくさん落ちている…
以前よりも髪のボリュームがなくなった…
こんなこと、ありませんか??
今回から、東洋医学的な観点から
薄毛・脱毛についてお話ししたいと思います。
薄毛や脱毛の原因としては、年齢によるものや
何らかの原因が作用して一時的に起こるものがあります。
後者は、過度な食事制限などによるダイエット、
妊娠出産に伴うホルモンバランスの変化、ストレスなど。
このように薄毛・脱毛にはさまざまな原因があるのですが、
東洋医学的には、身体の中の「血(けつ)」の状態が
悪くなってしまっていることが考えられます。
東洋医学でいう「血(けつ)」とは何なのでしょう?
身体を構成する物質は「気」「血(けつ)」
「水(すい)」の3つだとされています。
「気」は、身体を動かす原動力・パワー。
「血(けつ)」は、うるおいと栄養。
「水(すい)」も、うるおいです。
さまざまな要因によって、頭部の「血(けつ)」が不足すると
髪が栄養を受けられずに抜けてしまうのです。
次回は、薄毛・脱毛と「血(けつ)」の関係について
もう少し詳しくお伝えしたいと思います^^
2018/07/21
予防医学としての鍼灸 その2
前回に引き続き、予防医学についてお話しします。
鍼灸をはじめとした東洋医学では
身体に偏りがない状態を、健康としています。
例えば、体温が高ければ発熱ですし
体温が低ければ低体温として問題となりますよね。
体温に関していえば、平熱であることが健康です。
身体のあらゆる状態もそれと同じで
鍼灸治療で目指すのは、身体のバランスを整えることです。
天秤をイメージしてくださると、わかりやすいですね!
つり合いが取れていれば健康で、どちらかに傾けば病気です。
そこで、病気になる前…
ちょうど天秤が傾き始めた状態のことを「未病」といいます。
まだ病気とまでは言えないまでも、このままにしていたら
病気になってしまう、そういう状態です。
検査の値などにはまだ異常が出なかったり
自覚できる症状さえも出なかったりしますが、
確実に病気へと向かっている状態が「未病」です。
鍼灸治療は、天秤のつり合う状態を目指しているわけですから
それが少し傾いただけでも、すぐに気づくことができます。
天秤が傾ききってしまってから元に戻すのは大変ですが、
少しの傾きなら、そう難しくはないですよね?
ですので、日頃から鍼灸治療でメンテナンスをしておくと
病気の予防につながるのです!!
症状もないのに治療を受ける…
まだまだ馴染みのないことかもしれませんが、
10年後、20年後、そして災害時のことも考えておきませんか?
ご興味のある方はぜひ、お声かけください。
2018/07/18
予防医学としての鍼灸 その1
西日本豪雨から早10日、多数のボランティアの方々が被災地で活動されています。
2018/07/14
夏バテ体質を改善しましょう! その3
東洋医学には、健康、病気という以外に
『未病(みびょう)』という考え方があります。
病気ではないけれど、何となく調子が悪い…元気ではない…
以前CMでもやっていましたが、これが『未病』という状態です。
夏バテを病気とすると、夏バテを起こしやすい体質が『未病』です。
東洋医学は、病気になる以前のこの『未病』の状態を治療すること、
“未病治(みびょうち)”といいますが、これが得意です!!
『未病』の状態、西洋医学では検査結果などに異常はみられないのですが
東洋医学的な検査を行うと、わかってしまうのです^^
夏バテ体質になっていないかをしっかりチェックして
また、夏バテ体質になってしまっていた場合には“未病治”をして
暑い夏を乗り切っていきましょう!!